稚内1982―風の宿かわばた

2005年11月25日
 その春、私は卒業式をさぼって東京を抜け出した。

 私自身の“晴れの日”、長い旅の果てに辿り着いたその岬はどんよりと曇空。あちこちに雪がたっぷり残っている。

ノシャップ岬

 そこは、まだ冬だった。
 
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posted at 2005/11/25 14:32 | Comment(15) | TrackBack(0) | 発掘回顧

フィルとマイクの無限ダーツ

2005年05月30日
そのテープに刻まれた時間はいつしか13年も過去となっているが、果てしなく緊張感の続く展開は何度見ても飽きない。

EMBASSY WORLD PROFESSIONAL DARTS CHAMPIONSHIP
 THE FINAL 1992 ≪Phil Taylor vs Mike Gregory

10thセット4thレッグ。マイク・グレゴリーの3本目がブルに刺さり161オフ12ダーツでフィニッシュを決める。

Phil Taylor 4-5 Mike Gregory
pts left 2-1 pts left
20,60,_5 85 416 3 20,20,20 60 441
60,60,20 140 276 6 20,60,60 140 301
20,20,60 100 176 9 60,60,20 140 161
      12 60,51,50 B
      15      
42nd leg game Mike Gregory 12darts

その瞬間マイクはタイトルに手をかけた。

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posted at 2005/05/30 02:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発掘回顧

レオナルド・ダ・ヴィンチの障害

2004年10月07日
レオナルド・ダ・ヴィンチ 自画像 このところ古いビデオライブラリーを整理しているのだが、こんなテープが出てくる度に整理だけでは終わらず、結局全てをチェックしてしまう。
 時間ばかり掛かっていつまでたっても終わらない。

 偶然にもこの番組は整理整頓が苦手な私にピッタリの内容だった。

 以下は1986年1月2日(木)に録画したビデオライブラリーの内容である。
 
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posted at 2004/10/07 13:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発掘回顧

イチロー・シスラー・ダライラマ

2004年09月20日
VIDEO⇔DVD互換デッキがかなり普及してきたせいか、個人的なアナログライブラリーをデジタル化して残そうとする人の話をよく耳にする。まだDVDデッキを持っていない私は、内容だけでもチェックして整理しようと思った。
早速発掘したこの番組は、私が最も大事にしている保存番組の一つである。

驚異の超心理世界-第3回霊魂の生まれ変わり-
制作BBC/1995NHK放映 海外ドキュメンタリー

≪世界各地で報告されている再生現象を研究する人々と事例を紹介するドキュメンタリー。

少年僧から祝福を受けるリチャード・ギアインド北部のチベット仏教寺院で、高僧から祝福を受けようと、人々が集まっている。崇拝の眼差しを一身に受けているのは、五歳の少年。彼はリン・リンポチェという高僧の生まれ変わりだと考えられている。


少年僧を発見した当時を話すダライ・ラマこの高僧は、同じく生まれ変わったとされているダライ・ラマ14世の教師をしていた。

番組冒頭のシーンには、その5歳の高僧から祝福を受けるリチャード・ギアも映っている。≫


録画当時、死後の世界に関する番組や書籍が世間に多く出回っていた。立花隆が各局で、同様の内容を繰り返しリポートしていたり、「チベット死者の書」関連本が何種類も本屋に並んでいた頃である。以前からレイモンド・ムーディー博士著の『かいま見た死後の世界』を繰り返し読んでいた私は毎日のように新聞の番組欄をチェックしていた。

ところで最近興味深い話を聞いた。イチローシスラーの生まれ変わりでは?というものである。メジャーリーグ大記録:年間最多安打257をマークしたジョージ・シスラーは、1973年3月26日に亡くなっている。同じ年の10月22日にイチローが生まれたことから、シスラーの生まれ変わりではというものだ。不思議な因縁と片付けるには少々勿体ない話と思い、試しに計算してみた。イチローの誕生日はシスラー死後210日目とか、人の妊娠期間は約262日とか…。
しかしふと気が付いた。これら時間的な偶然が、それほど意味を持たない事を。殺された兄が、死の数十年後に孫として生まれ変わったという事例を考えれば、没日時と生誕日時の一致もさほど関係ないだろう。

そんなことより、「シスラー家族の複雑な心境」という小さな記事の方が気になっている。息子デーブ・シスラー氏の言葉…「イチローが4打数ノーヒットの日はホッとするんだ。」やはり記録は更新して欲しくないのだろう。でも「だからといってイチローが嫌いなわけじゃないんだ」とも語っていた。イチローが記録を更新した途端にシスラーはまた一つ過去の人となるだろう。でも、反面イチローのお陰で今年一年間彼の名前が新聞をにぎわせているのも事実である。

最も手軽な死者への弔い、それはその人を思い出すことだと私は思っている。
posted at 2004/09/20 00:00 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発掘回顧
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