アンデルセンのナイチンゲール

2006年07月15日
 皇帝は美しい歌声を聞かせてくれるナイチンゲールがとてもお気に入りだった。

 しかし或る時ふと機械仕掛けの小鳥に目を奪われ、その愛しき存在を忘れてしまう。

ナイチンゲールナイチンゲール
by ハンス・クリスチャン・アンデルセン

 それはそれは大好きで大好きで仕方なかったはずなのに、その存在をふと忘れてしまうなんて…。
 
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posted at 2006/07/15 22:12 | Comment(3) | TrackBack(0) | 絵本批評

ゴッホを想うゴーギャンの一枚

2005年11月13日
 ゴッホと言えば、やはりヒマワリだろう。

 数多くのひまわりを描いたゴッホ。彼のことを思い浮かべる時、私の脳裏に浮かぶのはこの一枚である。

「still_life_with_sunflowers_ on_an_armchair_by_gauguin」 by a-taro肘掛椅子に飾られた向日葵
by a-taro karma

このヒマワリがキャンバスに描かれたのは、ゴッホの死後11年目の夏。その数年後ゴーギャンはこの世を去った。

 彼、ゴーギャンがどんな気持ちでそのヒマワリを飾り、どんな想いを込めてその絵を描いたのか。その経緯を知った時、私の眺めていたヒマワリは涙で歪んだ。
 
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posted at 2005/11/13 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

What's Up?

2005年08月04日
 何もネタに困ってるわけじゃない。

ブリトニー スピアーズ [PP-0494] [ポスター]
ヘヴンリーブリス [ポスター]
What's Up?

 まぁたまには遊び心ってモンも必要かなぁと…。
 
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posted at 2005/08/04 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

懐かしき「泥んこのワンコ」

2005年08月04日
 世界絵本箱という小さな箱の中で、懐かしいワンコを見つけた。NHK-BS2のその小さな番組枠で、そのワンコは走り回る。

―世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本―「どろんこハリー」絵本「どろんこハリー」
ジーン・ジオン著/渡辺茂男訳
マーガレット・B・グレアム絵

その昔、君は絵本の中で大人しくじっとしていたのに…。
 
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posted at 2005/08/04 13:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

「四日間の奇蹟」のミステリー

2005年07月30日
読書家や小説家、批評家が集うサイトに出入りしているせいか、ふと本を読んでみたくなり久しぶりに身構えた。

浅倉卓弥著 四日間の奇蹟四日間の奇蹟
 浅倉卓弥著

内容はともかく、五百頁もの文庫本を一気に読んだのは初めてかも知れん。で、本などとんと読まない人間がどうしてまた読みたくなったのか。
 
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posted at 2005/07/30 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

風また風と出会うジョナサン

2005年07月14日
高2の夏休みだったか、この本を旅先の北海道に持っていった記憶がある。初めての一人旅で、“山また山”と巡るはずだったのに、あっちこっちで“人また人”と出会いを重ね、結局静かに読む暇などまったくなかった。

かもめのジョナサン―Jonathan Livingston Seagullかもめのジョナサン
Jonathan Livingston Seagull
リチャード・バック著
五木寛之訳

で、今にして思えばこの本、どう考えても絵本である。寓話なんてレビューも見受けられるが、高2にもなろう男子が読む本だったのだろうか。ちと恥ずかしい。
 
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posted at 2005/07/14 17:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 絵本批評

寡黙なアンジュールの色と心

2005年07月11日
その絵本に色はない。

素朴なデッサンの荒いタッチは、その世界の犬のように飾り気がなく、寡黙な彼の気持ちを補う言葉さえ携えていない。

アンジュール―ある犬の物語 ガブリエル バンサン (著)アンジュール
―ある犬の物語―

ガブリエル・バンサン著

だが、その犬の悲しき泣き声が聞こえ、孤独なため息が伝わり、言葉なきはずの彼の声が聞こえてくる。
 
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posted at 2005/07/11 16:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

虫と我が舞い散る煩悩の火炎

2005年06月06日
先日のとある日曜日、NHK教育「新日曜美術館」がこの炎の絵を紹介していた。そして今日、テレ東「美の巨人」が追っかけ紹介をしている。同じ一枚の絵にしても、番組によって局によって随分と扱い方が違っているものだ…などと言いつつ、自分も後追い記事を書いている。

炎舞 炎に舞う蛾の群れの部分炎舞に舞う蛾群

こういうネタを“大既出”というらしいが、好きなモンは好きなのだから仕方ない。
 
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posted at 2005/06/06 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

天使が奏でるブグローな絵画

2005年04月26日
この古典的な一枚の絵画をネット上で見つけたのはもう随分前のことである。

Song of the Angels by W.A.Bouguereau天使の歌 ウィリアム・ブグロー
Song of the Angels W.A.Bouguereau

この絵がブラウザに描画された瞬間、その甘い色合いと包み込むような優しい世界観に一気に惹き込まれ、私は迷わずPCに保存した。以来ずっと大事に仕舞い込んでいたのだが、作者の名前は知らなかった。ふと思い出し、ファイル名を検索してみて初めて知った。

ウィリアム・ブグロー…、私はまったく知らなかった。そんな名前の画家がこんな絵を描いていたなんて。
 
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posted at 2005/04/26 07:47 | Comment(0) | TrackBack(1) | 絵本批評

ちびくろさんぼと日雇い人夫

2005年04月14日
見当ハズレな“差別”意識のヤリ玉に上がったあの作品がまもなく帰ってくることをTVが伝えていた。細かいあらすじまでは覚えていないが、トラとバターのエピソードはとてもユニークでしっかりと記憶に残っている。

誰かが危惧した黒人に対する潜在的な差別意識というものが、あの話を読んだ私にも植えつけられているのだろうか。

ちびくろ・さんぼちびくろ・さんぼ
ヘレン・バンナーマン(著)
フランク・ドビアス(絵)
光吉夏弥(訳)

可愛く賢いさんぼと散歩中に出逢ったトラたちのお話

ある日突然“差別意識”という言葉が現れこの絵本を絶版へ追い込んだらしいが、“真っ黒な消臭剤を真っ黒な体操選手で面白可笑しく表現した真っ黒なCF”を思い出す。あの作品をCM放映したエステー化学のブラックさの方がよっぽど差別意識を感じる。
 
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posted at 2005/04/14 07:58 | Comment(0) | TrackBack(2) | 絵本批評

SF夏への扉と冬の山下達郎

2005年04月02日
本嫌いの私が珍しく一気に読み斬ってしまった小説がある。SFの大家、ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』である。奇想天外でロマンティックで超ハッピーエンドなこのSF小説は、山下達郎のアルバム『 RIDE ON TIME 』に収められた一曲『夏への扉』をインスパイアさせた物語とも言われているとからしいとか。

夏への扉夏への扉
ロバート・A・ハインライン
RIDE ON TIME
RIDE ON TIME
by 山下達郎

発明家は猫を飼っていた。彼は、といってもその猫のことだが、大方の先入観通り寒さが苦手で、冬の寒い日は必ず飼い主を連れ歩きまわり、家中の扉という扉をすべて開けさせる。結局すべての扉の向こうが、まだ憎むべき冬の日であることを確認すると諦めて眠ってしまうのだが、それが飼い主にはやっかいな癖だった。
 
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posted at 2005/04/02 04:40 | Comment(4) | TrackBack(0) | 絵本批評

フラッシュだけど素敵な絵本

2005年01月26日
遅ればせながら、とある絵本の存在を知った。形もスタイルも絵本とは程遠いモノである。しかし、私には一冊の絵本に思えた。

その短いFLASHの絵本には、どこにでもある大切な物語が、なにげなく納められている。

WALKING TOUR

サイト⇒リンク
 
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posted at 2005/01/26 05:29 | Comment(4) | TrackBack(0) | 絵本批評

カメラを使わない写真家

2005年01月22日
ある報道番組で紹介されていた、ある若手女性写真家の作品に驚いた。

写真家 澤田知子
Tomoko Sawada web
サイト⇒リンク

ID400ID400

自ら400人の変装を繰り返し、400人の外見から400人の内面を演じ分けた彼女自身が被写体になった「ID400」は、街角のありふれた証明写真機で撮影されたという。

写真家という職業というもの、必ずしも高価でりっぱなカメラは必要ないらしい。
 
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posted at 2005/01/22 04:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

45回転の東映動画

2004年12月15日
いやはや懐かしいものが出てきてしまった。

東映長編漫画
ちびっこレミと名犬カピ (挿入歌レコード)
 たのしいカラーまんが入り
   挿入歌・レミのうた
      ・バルブランの子守唄

この長編漫画映画は実際劇場にも見に行ったのだが、結構幼い自分にはヘビーな内容でそれはおいおい泣いた記憶がある。数年前ケーブルTVでも放映を録画でき保存しているのだが、ちょっと不安で見てはいない。

「ちびっこレミと名犬カピ」
 
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posted at 2004/12/15 08:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 絵本批評

マックナイトは海への玄関

2004年12月07日
トーマスマックナイトの絵が好きである。

NANTUCKET
by THOMAS McKNIGHT
NANTUCKET by THOMAS McKNIGHT海が見える風景が好きだ
 もちろん海も好きである

「海ゆ〜かば〜♪」

海軍軍人の息子であり孫でもあるからだろうか。「♪海行かば」を小学生の頃から口ずさんでいた。

NANTUCKET THOMAS McKNIGHTで検索してみると、ポスター屋さんらしきサイトが見つかった。
site⇒LINK (non-affiliate)

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ところで、
一昨日仕事中に足を挫いてしまった。
激痛が走ったがすぐに引いたのでその日はほっておいた。帰りに買い物に出かけてもなんともなかったので、結構歩きまわってもいた。

しかし、一晩明けると全く歩けなかった。激しい痛みにはなんとも言えぬ懐かしさを感じる。嫌な予感が湧いてきたので無理をして病院に行ってみた。

「折れてますよ!」
(え?)

「ギブスしましょう!」
(…えぇぇ???)

懐かしさは正しく、予感は的中していtた。

以前にも足の指の付け根を薄利骨折したことがあったので、たぶん今回も薄利骨折だろうと思っていた。

「でも薄利骨折でしょ?」
(経験者だから知ってるよ!)

「いや、骨ですよ!」
(え?マジ?…あたた…痛ぁ)

「小指の骨が折れてます!」
(いとも軽く言うし…)

うつぶせになりギブ