短編『kiss』

2013年07月10日
 慣れない車椅子からふと君を見上げ、君の気持ちを初めて知った。僕は今まで、ずっと君をいじわるに見下ろしてはゆっくりと俯き、そして僕のタイミングで君に口づけをしてきた。けれど今、僕は車椅子からじっと君を見上げ、そして君のタイミングをじっと待っている。ごめんね。
posted at 2013/07/10 06:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

『かばん』

2013年06月09日
  かばん

 レストランを出て道玄坂を下り、渋谷駅地下の改札へと続く連絡通路に降りると、いつものカバン屋の前でユキノは、「ちょっとだけいい?」と言ってハンドバッグを物色しはじめた。地下街の数坪のかばん屋にオール千円の貼紙がべたべたと貼られている。様々なかばんを前にして、彼女は楽しそうに迷う。

 通路の反対側の壁に寄りかかって彼女の後ろ姿を眺めながら、私は記憶のへりをぼうっと覗いていた。何年も前に職場で流行った心理クイズを、誰かがふたたび頭の中で呟いている。
――あなたはカバンを持っています。カバンをあなたはどうしますか?
 職場で一番若く明るいもののマイペースでややお荷物的な新人の子がまっさきに答えた。
――あたし、おもいっきり振り回すわ、たぶん。
 思い出をふっと鼻で笑い思わず周囲を見回す。ユキノは別の棚のカバンを物色していた。
 
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posted at 2013/06/09 18:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

銀杏萌ゆ風に舞う日を夢にだに

2013年05月15日

  銀杏萌ゆ
   風に舞う日を
    夢にだに
   五十路行く我
    彼の春眺め
posted at 2013/05/15 06:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

公然テーマと内潜テーマ

2013年04月29日
 物語、小説、随筆、等々、形式は様々なれど、文学にはテーマというものが必ずや存在するが、このテーマというものには二種類があると思える。

 公然テーマと内潜テーマである。公然主題と内潜主題と呼んでも構わないが。
 

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posted at 2013/04/29 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編「不連続想 ルドメの迷宮」

2013年04月23日
 船旅には二つの楽しみがある。

 船首に立ち、今にも船体に打ち砕かれんと舳先の下へ消えてゆく波と、その波の先に延々と広がる海原を眺める事。船尾に立ち、海面に泡立っては消えつつ遠のいてゆく白い波と、その波の先に延々と続く船の航跡を眺める事――
 人は時には風を真っ向に受けながらも船首に立ち、その先のまっさらな海に未来を眺め、そしてまた時には風緩やかな船尾に佇み、その後ろに伸びる白い軌跡に過去を顧みる。時には過去の先端にて後ろ向きに、時には未来の後ろ端において前向きに。

 そのそれぞれが動物にはなく、人間故の特性なのだから、どちらもまた悪いとは限らず――
 
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posted at 2013/04/23 01:24 | Comment(4) | TrackBack(0) | 語部修行

「る止め」とは

2013年04月22日
るどめ?
る止めとは何?
ル止めとは一体何?
ルドメとは何ぞや?

パリのカフェか?
ありゃ Le Dome Cafe か。

「る」止めとは、「る」で止めることであ「る」。

詳細は追ってうpす「る」。
てゆうか、それしかわからないのであ「る」。

posted at 2013/04/22 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

そばのみち

2013年04月13日
 場に一旦意味が生じてしまうと、実は味などはどうでもよくなっていく。
 祖父をいつも連れていった喫茶店のブレンドコーヒー。子供をいつも連れていったファミレスのハンバーグステーキ。そして父の家へと出向いた日の帰り道、いつも母と立ち寄った県道沿いのあの蕎麦屋の天ぷら蕎麦。
 その条件が、その場のその食事に特別な味を添えてしまう。

 悲しいかな、その蕎麦屋を訪れる理由本人が他界してしまった今や、たとえそこに蕎麦屋がそのままあっても、たとえその蕎麦屋の天ぷら蕎麦がメニューにそのままあったとしても、その特別な場において食べるという機会の味は失われてしまうもの。その場でのあの味は永久に戻らない。
posted at 2013/04/13 20:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

ルドメの迷宮

2013年04月12日
 お気に入りのカフェにて、新しいルーズリーフを開いては万年筆を手に、私はぼーっと窓の外を眺めていた。ペンは一向に走らない。何かが浮かぶのをじっと待ってはみるものの、何も浮かんで来ずに時は過ぎ、ペン先はぴくりとも動かない。私は一体小説が書きたいのか、それともただ小説を書く人になりたいのかが判らなくなる。
 
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posted at 2013/04/12 06:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

Staring at the mirror

2013年04月11日
 お前はいつも眉をひそめ、浮かない顔で俺を見つめる。

 たまには笑えよ。たまには何とか言ってみろよ。たまには冗談でも言ってみやがれ。たまにはおいらを笑わせてみな。

 お前はそれでも何も言わず、ただ聞いてばかりで頷きもしやしない。つまらねぇ野郎だな、ったく。死ぬまでそうしてろよ。

 Fuck you !

 そう叫んで中指を立てるや否や、お前はやっと動きだし、中指を立てて俺を睨み付けた。

 Get out !

 そして君は捨て台詞を吐いて洗面所を出ていった。鏡の中に私を残して。
posted at 2013/04/11 23:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編『かばん』

2013年03月15日
 食堂を出ていつものカバン屋の前に差し掛かると、彼女は「ちょっとだけ見ていい?」と言って店頭のハンドバッグを物色しはじめた。
 駅へと続く地下通路に面した数坪の小さな店に、オール千円の張り紙がべたべたと貼られている。安物のバックばかりの店で、彼女は楽しそうに迷っている。
 
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posted at 2013/03/15 15:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

こうかんにっき

2013年03月11日
わたしはあなたのかわりにあなたをみつめる

あなたはわたしのかわりにわたしをみつめる
 
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posted at 2013/03/11 09:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

幻肢痛とミラーセラピーと文学

2013年03月01日
 以前より知っていたし、その効果には非常に興味があった事象だったけれど、大好きなハウスがなんとも判り易く示してくれていた。

Phantom pain in missing arm


 鏡と錯覚によりリリースできるなら、他の部位もできるはず。とはいえよく考えてみれば、人々はそれを日々実践しているようにも思えてくる。
 
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posted at 2013/03/01 03:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

Facing the ghost

2013年02月24日
 ゴーストはやがて実体を完全に離れ、独り勝手に行動を始める。
 
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posted at 2013/02/24 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

差し掛けし傘弾く雨に

2013年02月24日
 絶えし句と書いて、それ絶句。

   差し掛けし
    傘弾く雨に
     ずぶ濡れて
    友去り悲しみ
     頬にふたすじ
            映太郎

 それを詠んでも、それまた絶句。
posted at 2013/02/24 04:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

まみれしとら

2013年02月10日
糞にまみれし虎へ



 まみれしとら

    糞まみれ
     その身も友も
      学び舎も
     師も友すらも
      やがて去り往く

    悔いのみが
      知らしめるとて
       今日食えず
     明後日悔いるを
      知ってこそ 今

映太郎

 プライドという言葉、常に“糞まみれ”という枕詞がつきまとう。
 
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posted at 2013/02/10 22:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 語部修行

memo20130120200210

2013年01月20日
起承転起承転起承転…
posted at 2013/01/20 20:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

君のいない世界

2013年01月20日
 君のいない世界が、君にとってどれだけの価値があろうか。
 そんな世界は、僕にもまったく価値がない。君のいない僕の世界など、一体どれほどの価値があろうか。

 世界という言葉は、そのまま何にでも置き変えればいい。
 君のいない学校、君のいない会社、君のいないこの街、君のいないその詩、君のいないその小説……。

 君がいるということ、君がいないということ、僕がいるということ、僕がいないということ。君と僕がいるということ、君と僕がいないということ。

 君のいない詩も小説も何も彼も、僕は読む気などまったくない。君に価値がないのなら、僕にも価値などこれっぽっちもないのだから。
 
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posted at 2013/01/20 19:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

文学におけるドライブとは

2012年11月06日
 文学におけるドライブとは


ドライブとは

 衝動、創作意欲、本能的要求、心理的動因、衝動的原動力、衝動的駆動力、駆り立てる物。

  creative drives;創作意欲
  sex drive:性的衝動
  sexual drive;性衝動

参考 Yahoo Dictionary
    新グローバル英和辞典/三省堂
    eプログレッシブ英和中辞典/JapanKnowledge


 ドライブ、ドライヴ力(リョク)、ドライブ能力。
 文学を語る誰かが、ふとこんな風に使っていたらそんな意味だと思う、きっと、Maybe、アリゾナタブン。

  俺はこれを書かずにはいられねぇんだぁ!

 そんな焦燥感とでもいいましょうか。 
 
posted at 2012/11/06 02:46 | Comment(5) | TrackBack(0) | 語部修行

追想詠歌十二首 喜連川

2012年10月08日
 追想し、詠う歌、十二首。
 
短歌十一首
posted at 2012/10/08 03:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

二つの選択と二人の未来

2012年10月01日
 長いカオスの夢の果て、目覚めとともに残酷な妙案が浮かびあがった。二人の人間の未来に関する気儘で身勝手で傲慢で、ことによっては失礼極まりなく、そしてそれでもある意味彼らを思ってこその未来への選択肢と道。

 一人の人間にはある意味、あるべき“本来の姿”と“激変の未来”をもたらし、そしてもう一人の人間には“進むべき道”と“残酷すぎる将来”をつきつける。

 けれど……。

 WTCビルの階段で二人の人間をみつけ、一人はへたり込んで一歩も動こうとせず、もう一人は階段を登ろうとしていたら、自分はその場で殴ってでも降りようと説得するだろうか、気絶するほど罵倒して抱えてでも階段を降りようとするだろうか。

  Who The Hell Knows...
 
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posted at 2012/10/01 07:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 語部修行

忘却のパヴァーヌ

2012年09月22日
 悲しい話を聞いた。
 晩年記憶に障害を負ってしまった作曲家が、自らの作品を耳にしてふと呟いたという。
「素晴らしい曲だね。誰が書いた曲だろうか」



 誰か、その曲の作者を彼に優しく教えてあげただろうか。以前から好きだったモーリス・ラヴェルの『亡き王女のパヴァーヌ』。

  
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posted at 2012/09/22 05:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

無題20120910201500

2012年09月10日
 無題

 深夜零時を過ぎてしまうと、車が出せなくなる。私は慌てて病院のロビーに向かう。そこに自分の服が一揃い置いてあるのを見つけ、ふとジャケットを手に取ると、シワだらけになっていた。私が借りた時は返すまえにすべてクリーニングしたのに。落胆しつつポケットの中を確かめると。浅草辺りで買ったような土産物のキーホルダーだかの小物が二つほどあった。私はこんなことはしなかったな。外人の図々しさと人懐こさと、息を吐くようにできることにあらためて何かの違いを感じる。

 ロビーを、彼女が皆と揃いのスーツを着て颯爽と歩いていた。声は掛けない。

〈了〉201209102015
posted at 2012/09/10 20:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

赤ちゃんパンダの名前が“尖尖閣閣”って…

2012年07月08日
 赤ちゃんパンダの名前が“尖尖閣閣”って…、どうなのかなぁと真面目に考えてみる。

 ふむ、二頭なら“尖尖”と“閣閣”ってとこで丁度いいのだろうけれど、赤ちゃんパンダはたしか一頭だけのはずだからさしずめ“尖尖”もしくは“閣閣”ってとこか。いまいちかもなぁ。

 まぁ無駄に刺激するのはどうかとも思うけれど、とはいえ石原氏のそのセンス、私は嫌いじゃない。
 
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posted at 2012/07/08 03:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編「レシート」

2009年12月05日
 こんなモノを書いてみた。

断片集― a few pieces of life ―「レシート」
  断片集
   ― a few pieces of life ―
 
 狩馬映太郎著
 デューイ書房/デューイ文庫
 ・レシート
 ・鳩時計の旅
 ・ぬくもり

 大型古書店で太宰治の古本を買った男は、巻末に挟まれた一枚のレシートを見つける。しかしそのレシートには意外な品名が並んでいた。「レシート」


 なんてね…。
 
 以下、短編「レシート」本編。
 
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posted at 2009/12/05 06:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

私は螺子に会いたい

2008年09月05日
 地に

 道に

 街に

 螺子
 
 
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posted at 2008/09/05 22:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | 語部修行

選ばぬ道の花は見えず…

2006年07月12日
 物語は或る日何処かで突然始まる。

 きっかけは大抵何気ない些細な事で、

 大抵その瞬間には何も変化に気付かない。
 
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posted at 2006/07/12 03:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

君の時間と僕の時間

2006年06月14日
 今 君がこの頁を 開いた途端

 君の時計の針は ふと時を刻むのを止める

君の時間と僕の時間

 ずっと止まっていた 僕の時間が

 再びゆっくりと動き始め

 ずっと動いていた 君の時間が

 ふとひと時の眠りにつく
 
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posted at 2006/06/14 01:58 | Comment(8) | TrackBack(0) | 語部修行

森村誠一が盗み読みしたモノ

2006年03月11日
 遠い昔、あれは何で知ったのだっけか。

 誰から聞いたのか、何を読んだのか、それともテレビででも耳にしたのか。なにやら作家森村誠一がホテルに勤めていた頃、客であったと或る作家の原稿を盗み読みしたという話があった。

 不意に思い出した謎。

 はて、あれは一体誰の原稿だったのだろう。
 
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posted at 2006/03/11 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編「外交大熊猫名称問題」

2006年01月19日
 今中国は台湾に大熊猫を贈りつけると大々的に宣伝し、相手の反応を楽しんでいる節がある。

 その些細なきっかけと背後に潜む大きな問題のアンバランスさも、一昔いや五つか六つほど昔なら戦争にもなりそうな雰囲気である。“中台パンダ戦争”ってとこだろうか。まぁ遠くの方では天然ガスをきっかけにした“露ウ天然ガス戦争”なんてモノまで起こりそうな気配もあるし、身近なところでは靖国や映画サユリをきっかけけとした“日中きっかけは結局何でもいい戦争”なんてもモノさえいつ起きてもおかしくない状況が続いている。

 ってことで、オバカな外交手腕を考えていたら、オバカなパンダの名前が浮かんできたので、オバカな話を作ってみた。
 
 ちなみにサイト≪短編≫に投稿しようと思っていたら、あっという間に千文字を超えてしまったので今回は投稿を諦めた。
 
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posted at 2006/01/19 09:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編「蝉の空」

2005年12月19日
 久しぶりに短編を一つ書きあげた。

 とはいえこの作品、今年の6月頃から暖めていたものである。まぁあまり大事に暖め過ぎても腐っちまいそうなので、結局シチュエーションに合わせてなんとか年末に間に合わせた。

 ちなみに例のごとくサイト≪短編≫⇒リンクに投稿するため、なんとか千文字に切り詰めている。

 ところで、たった千文字の短編とか、いわゆるショート物などと名乗ると、どうもみなドカンと落ちる奇抜なモノを想像しがちに思えてくるのだが、短編ってそんなモノなのだろうか。小説を読まぬ私にはその分類、まったく理解に苦しむものである。

 で、オチを期待する人はどうか読まぬように願いたい。奇抜なオチを用意できるほど達者ではないし…。
 
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posted at 2005/12/19 09:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編35期決戦投票を試みる

2005年07月22日
お世話になっているサイト「短編」の決勝戦に投票をしてみた。

 サイト≪短編≫
「短編」は、1000字以内の創作小説を毎月募集し、読者投票により優秀作品を選出するサイトです。
 サイト⇒リンク

参加しない方にはまったく実感の沸かない他人事のような話である。だが、そのコンテストの投票は資格をまったく必要としない。作品を読み、どれかを選択し、投票する意思さえあればすぐに参加して実感出来るかも知れない。

私が投票した際の、それぞれの感想をここに添えるが、発表まで未公開としてしまったので、肝心な作品名は伏せることにする。
 
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posted at 2005/07/22 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短篇「1インチの恩」

2005年07月20日
そのサイトの名前はまったくシンプルなモノである。

 サイト≪短編≫
「短編」は、1000字以内の創作小説を毎月募集し、読者投票により優秀作品を選出するサイトです。
 サイト⇒リンク

毎月22日が作品投稿締切である。まだ間に合うがいかがか?

私は、作品をすでに投稿済みなので少々フライング気味に記事で公開してみる。ウェブ上に掲載済み作品でも構わないということで、特に問題はない。 お持ちの作品も投稿できるが、いかがかな?
 
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posted at 2005/07/20 04:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短篇改題「バス停」

2005年07月15日
まぁ結局は修行なのだから、一つの出来上がりに拘ってもしょうがない…そう思えてきたので、一度完成させたはずの原稿ファイルを引っ張り出し、タイトルからしてもう一度考え直してみた。

以下短篇「彼岸のバス停」を「バス停」と改題し、冒頭と結末に若干手を加え書き直したものである。

短篇に興味のない方にはもちろん、興味のある方と言えどもあまりにどうでもよい記事である。ご遠慮頂いた方がよいかも知れない。
 
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posted at 2005/07/15 02:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

ヤフー文学賞って…一体何?

2005年07月14日
最近よくお世話になっている短篇サイト「短篇」(⇒リンク)をふと覗いてみると、ヤフートピックスにもまだ出ていないヤフーのニュースを伝えていた。

≪ヤフーが文学賞創設≫
―募集・選考・出版、すべてネットで―

 インターネット関連事業大手のヤフーが「文学賞」を創設し、小説を公募する。ネットで作品を募り、ネットでの一般投票で大賞を決め、電子書籍として出版する。
(asahi.com/2005/07/13 18:37)

で、名前はどんな風になるんでしょうかねぇ。「孫正義賞」なんてところでしょうか…。
 
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posted at 2005/07/14 04:39 | Comment(2) | TrackBack(1) | 語部修行

「後書き」を後々書いてみる

2005年06月30日
ダイジェストと呼ばれるモノが好きである。

映画などの長編作品を短くしたダイジェスト版を好んで見てしまう。周知の作品の気づかなかった一面を知りえたり、未知なる作品の見所を見せびらかされ見る気もなかった食わず嫌いのジャンルを見たくなったりと、常にそそられている自分が情けない。

同様に、“舞台裏全部見せます!”や“製作現場の全貌!”なんて内容にも弱い。中には嫌いなジャンルの嫌いな制作者なのに、“舞台裏”というだけで興味を抱く事もある。

好きなジャンルにおいても、時には本編より舞台裏ばかりを観ていることがある。作者の息吹を感じられるような“製作風景ドキュメント”が、私の中では本編を凌いでいるのだ。
 
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posted at 2005/06/30 10:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

ナンカに関するナンカの考察

2005年06月28日
ナンカナンカと人は言うが、私もよく使ってたしなめられた。

映_「ナンカ食うもんある?」
母親「ナンカなんてありませんよ!」

高校の頃母親によくそう言い返された。学校の教室でもよく聞こえてきた。

友A「最近ナンカ面白ぇことねぇのかよ」
友B「ねぇよなぁ…、ナンカ起きねぇかなぁ」

そんな高校生にはナンモ起きなかった。クラシックに興味を抱いた時、数千枚のレコードを所蔵していた父親にもあっさりと言い切られた。

映_「ナンカいい曲ある」
父親「聴きたい曲が無いなら聴かんでよい」

ナンカ…、一体どこにあるのだろうか?
 
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posted at 2005/06/28 07:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短篇「彼岸のバス停」

2005年06月02日
「短篇修行」などとカテゴリを掲げてみたものの、一人で書いて一人で幾ら考えたところで、何が進歩しているのやら、まったくラチがあかない。“短篇修行”どころか“短篇ごっこ”のような気がしてくるわけで、今更ながらカテゴリー名を変えようかと悩み始めている。

まぁそのペン先を本格的に磨いている方がたにとっては、こんなモンにはごっこのごの字も見当たらないかも知れないだろうから、そのような方がたと無理に肩を並べようとは思っていない。

しかし、しかしである。一旦何か表現したいモノがふと沸きあがった時には、できれば誰かにうまく伝えたいと思うものである。 

つうことで、ふと浮かんだある風景を描いてみた。ただし、許されるはたったの千文字である。
 
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posted at 2005/06/02 05:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短篇「無題」

2005年04月25日
無題とは、題のないこと。

人の人生に題など存在しないものである。
2005年6月30日加筆前書き

 
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posted at 2005/04/25 07:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短篇「調味料」

2005年04月05日
“食物”としてではなく、“料理”としての食事に最も必要とされる“調味料”も、素材が無ければ意味がない。だが時に“調理法”や“調味料”こそはじめに在りきなどと、錯覚を楽しむ人々が見られる。

ある投稿サイトにて出合った方の台詞。
「ルビをたっぷり振って書いてみました…^^)」

某短短サイトのそんな人々に疑問を感じた瞬間ふと湧き上がった皮肉のプロットを、自分のイヤミな性格を楽しみながら文章にしてみた。

すべての作品のキッカケなんてモノは、実はそんなモンなのではと思っている。
2005年6月30日加筆前書き

 
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posted at 2005/04/05 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行

短編「ある母の日のブログ」

2005年03月31日
2005年6月30日加筆。
実は投稿してからもまったく気がつかなかったミスが最近みつかって愕然とした。「あっ、日付が違ってる…。日付が重要なのに」…だがあまりに遅かったのでもうどうしようもない。

自前のサイトでのみ修正することにした。
 
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posted at 2005/03/31 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行
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