窓が無くては生きていけない!?

2004年11月08日
ぷは〜

空気だぁ〜

やっと息ができる〜

…ったくモ〜!!!


深海から生還した潜水夫の気分か、それともガスが充満した部屋に踏み込んだ消防士だろうか…。
これが私の「非常事態」から脱出した際の実感である。

   −・−・−・−・−・−

「更新の準備が出来ました!」
…普段は無視していたそのメッセージに誘われ、ついクリックしてしまった。誘惑のバルーンを6日の夜クリックし「WINDOWS Service Pack 2」なるモノをダウンロードし始めた途端、PCは気絶した。再起動は出来なくなるし、なんとか起動できてもブラウザは起ち上がらないし、ブラウザが起ち上がればモデムが接続できなくなるし、…素人ながら様々な試行錯誤を繰り返しやっとこさ元の状態に戻すことができたのは、誘惑の更新ボタンをクリックして以来27時間後のことである。

すべての復帰があと数時間遅れたら、新しいPC買いに行こうか、ハンマーを買いに行こうか真剣に考えていただろう。まぁ、値段から考えて、ハンマーが先になることには間違いないが。

   −・−・−・−・−・−

それにしても、つくづく思う。今回のフリーズ以前からずっと思っていた。

これほど不完全な

商品があるだろうか?

知識のある方は笑って読んでいただきたい。
だが、知識のない者は日々苦労しているのだ。

あなたのお役に立ちますよ!
何んでも言うこと聴きますよ!
誰にも文句は言いません!
どんなことでも致します!


…そんな甘い言葉でたっぷり誘惑しておきながら、いざ使い始めた途端にその雇い主に対してどうしてこれほどまでに苦労をかけるのだ。君は一体誰に教育されたんだ?

何かを間違えると「ホニャララ違反ですから!」と機嫌をそこね、何かを変更しようとすれば「知識がないのなら止めといたほうが懸命!」と冷たく言い放つ。何かを頼んでも気がむかないと凍ったように「ぷいっ!」と寝たふりをし、都合が悪くなると英語でまくし立てる。挙句の果てには、死んだふりして起こしても起こしてもピクりともしない。

   −・−・−・−・−・−

Mr.窓…「僕ハ セントラルパーク ノ ミエル オフィス デ 働イテマシタカラ、景色ノ イイ ウィンドー ノ 近ク ノ デスク ガ イイデスネ!
映太郎…「いいから窓を開けろ!お前なんか窓の外に放り投げてやる!

米国留学経験をひけらかす超高ビーな新入社員かぁ?
雇い主をバカにするのもいい加減にしろ〜!!
ここは日っ本だぞぉ!!!
日本語を喋れ〜っ!!!
日本語勉強して出直せいっ!!!

Windowsのソフトウェアがアメリカの商品なのはわかっている。だが、我々はアメリカのWindowsから個人輸入で買っているわけではない。Windowsには日本法人もあるだろうし、日本語版という名の商品を買っているわけで、日本人に向け発売されているはずである。それなのに、実際使用してみると、やたら英語がでてくるではないか。どうしてなのか?すべてを日本語版として変えることは無理なのか。

   −・−・−・−・−・−

興奮を抑え、冷静に考えてみる。

普段私は仕事の依頼が来るとまずウェブを開く。
ウェブ電話帳で相手先を調べ、
ウェブ地図帳で位置を調べ、
ウェブ路線図で経路を調べ、
ウェブ時刻表で所要時間を調べ、
ウェブ天気予報で当日の天候を調べる。

そんな私はたった27時間のPCの沈黙に慌てふためき、自分がPCとウェブをいかに空気のように当然に吸収していたかがわかった。

機能が復帰した今、考えている。当然のように扱っていることは今や当然のことなのか、それとも異常なことなのか。

空気のように身近で、空気のように重要で、空気のように当然なモノ。そんな扱いを受けるに至るほどのシステムに、このPCのシステムは成長しているのだろうか?本当にそこまで成長しているシステムなのだろうか?

私は不安になってきた。
在る日突然ソレが無くなったら何も出来ないなんて風になるくらいなら、初めから一切頼らずに行きたい。ソレがそこに存在しないがごとくに。

   −・−・−・−・−・−

余談だが余談にあらぬ余談を一つ。
あの飲料メーカー:コカコーラ社は、世界中に販売しているコカコーラの成分を100%は明かしていないという話を聞いたことがある。

そんな風に言われてみると、なにか常習性のある成分でも含まれているのではないかと疑ってしまう。

さてWINDOWSはどんな成分を隠しているのだろうか。
そこにどんなモノが混ぜ込まれていようと、いまさら突っ返せないところまで普及している。文句を言おうが言うまいが、それどころかソレを買わない人間の吸う世の中の空気までが、いつの間にかたった一つの窓から流れてくるのだ。

どうすればよいのか?

その窓がある日突然
 開かなくなってしまったら…。
posted at 2004/11/08 03:05 | Comment(4) | TrackBack(0) | 雑題雑想
この記事へのコメント
お疲れさまでした。
一旦PCの機嫌を損ねると、本当に難しいですよね…。
我が家は使える、使えないは別として6台所有しているので、どれかダメでも何とかしのげます。停電で無い限り。(苦笑)

先日ウチの母もSPで困ってましたね。私が強制で止めてしまったので、時間見てまたやらないとダメだと思っていますが…。(こんなのよこすのは、バグだらけ!って言ってるようなもんですよ…本当に面倒です)
Posted by KAN at 2004年11月08日 16:30
全くおっしゃるとおりです。
私はMACを使っていますが、、肝心なときに肝心な表示が英語なのは困りモノですよね。。(特に私は英語はからっきしなので。)

それにしてもPCの生活における重要性は私の場合も増すばかりで、もし私のPCもダウンしたら、、と考えると怖いです。「携帯依存症の若者が増えている」なんていうニュースが以前話題になった事がありましたが、今はもう「〜〜依存症」が他人事ではない気がします。困ったものです。
Posted by BE ADULTY !! at 2004年11月08日 22:12
>KANさん、イラッサイ!
我が家にも動かなくなった友人の手作りPCと借りたものの動かせないマックとこのバイオと三台もあるんですが、どれもあまり役に立ってません。

ホントにビル・ゲイツさんには困ったもんです。

PL法使って訴える人いないんでしょうか。
どうせPCシステムで死ぬヤツなんて居ないとたかくくってるんですかねぇ。

「貴社のディスクオペレーティングシステムを使用する際の心的疲労は耐え難く、またその欠陥修復に伴う心的外傷は日々悪化・・・する故ここに訴訟を・・・うっ・・・ぅぅぅ発作がぁ・・・」

死ぬ時は、
PC使ってる時にダイイングメッセージに「ビル・ゲーツが〜」と書いて死んでやる〜!

ぅぅぅ、思い出すだけで発作が起きそうです。
Posted by 映太郎 at 2004年11月09日 14:13
>BE ADULTY !!さん、イラッサイマセ!
ホント、
英語の使えない人間にとって、一番困ってる時のあの英語にどれだけ頭に来ることか。なんであのエラーメッセージを訳してくれないんでしょうか?
エラーナンバーにも頭をかしげます。番号でいわれてもねぇ。

個人の依存症ならまだ笑ってられますが、社会全体が依存傾向に進むのはつくづく不安を覚えます。

なんで欠陥商品として扱われないのかが不思議です。

そのうち家中PCで管理して、エラー一つでトイレも流せないなんて風になりますよ。
Posted by 映太郎 at 2004年11月09日 14:37
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/986856
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。