ドアノブ修理をするOCDな人々

2004年11月06日
私は確認を怠らない。
念の為の念の為、そのまた念の為…。

時に自分でも嫌になるほど振り返らなければ気が済まないが、時にそんな自分が嫌になる。

タバコを消せば残り火を確かめ、電車を降りれば座席の忘れ物を確かめる。車を降りればサイドブレーキを窓から確かめ、出掛ける時はドアの鍵を何度も確かめる。
そのせいでドアノブを修理交換したこともある。閉じているかを何度もガチャガチャと確かめる為、ついには壊れてしまったのだ。

そんな私はこの記事を読んで原因がわかった気がした。

以下記事Yahooニュース/共同通信/11/03
≪長子に多い強迫性障害≫
--「一人っ子」説当たらず--
 親の期待を受けやすい一人っ子に多いとされる子供の精神疾患の一つ「強迫性障害(強迫神経症)」が、きょうだいを持つ子供にむしろ多くみられる傾向が、関西医科大医学部などの分析で明らかになった。…
 特に同性のきょうだいを持つ長子に多く、「親が他のきょうだいと比較する」などライバルを持つ葛藤(かっとう)が原因とみられるという。
 強迫性障害は極度の潔癖性や、何度も確かめないと気が済まない確認強迫などの症状。

何度も確かめないと気が済まない確認強迫…?

私のことか?
…ところで、強迫性障害って何?

ウェブで検索してみるとOCDという聞き慣れない言葉がずらりと並んでいる。

小さなことが気になるあなたへ
 [OCD(強迫性障害)、強迫神経症の啓発サイト]
  サイトリンク⇒OCD−NET
◆手を洗ってもきれいになった気がせずに、何時間も洗い続けてしまう。
◆戸締まりをしたかどうかが気になり、何度も鍵を確認してしまう。
◆他人を傷つけてしまうのが恐くて、人間関係がうまくいかない。

日本人の約1〜2%の方が、このような強迫性障害(OCD)という症状で悩んでいます。
あなたは、小さな事が気になっていませんか?

「はい、気になります…、とても。」

ふむ、完璧に納得してしまった。
潔癖症的な性格は無いが、それ以外はすべて当てはまっているではないか。

   −・−・−・−・−・−

強迫観念とそれによる強迫行為とは?
過剰な不安感とそれを拭おうとしての執拗な確認行動をいうらしい。

代表的な症例が紹介されていたが、すべてはその不安と行動の悪循環といえそうだ。

ドアの鍵、コンセント、ストーブの火、
例えのすべてにうなずいていたが、本の読み方にまで影響しているというから驚いた。

〔すべての行を読んでいるかが気になり何度も戻ってしまい、本を読むことに時間がかかり苦痛になる…。〕

本を読む私を誰かに見られていたようだ。

他にも、
◆「あいうえお」順に並べないと気が済まない…。
◆必ず左右対称でないといけない…。
◆また使うのではと思い、物を捨てられない…。

   −・−・−・−・−・−

落ちこみつつも、何かほっと安心している自分がいるのも事実だった。
自分の嫌いな自分の癖を親や家族の中に見出し、呆れながらも納得するような気分だろうか。

我が家のドアノブが壊れやすい原因はここにあったのか。
ドアノブを修理するよりこれからは自分を修理したほうがよさそうだが、そんな自分を修理すると自分らしさを失ってしまうのだろうか。

石橋は壊れるまで叩く
 ほら見ろ、壊れたではないか
  渡らなくてよかった…


そう言い切っていた私はどうなるのだろう?

サイトには薬があるとも書いてある。

その薬を飲んでしまったら、壊れた石橋を渡ってしまいそうで、やはり不安で飲めないではないか。
posted at 2004/11/06 01:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 報道批評
この記事へのコメント
学生の頃、脅迫概念についての心理学の本を読んだ記憶があります。見事に当てはまっていた記憶があります。以降直すこともなく、何度か人間壊れながら(苦笑)、ここまでとりあえず生きて居ます。ちなみに、私も長女で長子。

ま、頑固だったりするのも、時間に変にこだわる、他人の言ったことにこだわる等々もうホント執拗かも?数えだすと、病気かね?と問いたくなりますね。(苦笑)

Posted by KAN at 2004年11月06日 15:51
啓発サイトにははっきりと『病気です!』と書いてあり、少々落ちこみかけました。

40年も過ぎてから、いまさら
『治る病気ですからね!』と言われてもねぇ。
Posted by 映太郎 at 2004年11月06日 16:34
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