米大統領選挙と合コンの考察

2004年11月03日
4年に一度の大統領選挙に、日本のメディアまで振り回されている。昨夜のニュースでは、開票システムの不安を取り上げていた。

  −・−・−・−・−

前回の選挙ではフロリダでの得票数の正確さが疑われた。パンチカード方式の曖昧な結果が、電子投票システムへの移行を一段と加速されたらしいが、デジタルデータ上にしか存在しない結果を危ぶむ専門家の声も多いという。

ハッキングされる可能性もあるし、データを失うと再集計は不可能だ。
「受け取りをくれない銀行にお金を預ける人なんていないでしょ?」
控えも出ない仮想投票に関して、女性専門家は笑いながら預金に例える。

不安を地道に訴える「Voter Gate Movie」という映画もあるらしい。そのタイトルは投票を意味する言葉「Vote:ヴォート」とかつての事件「Water Gate:ウォーターゲート」を引っかけている。

投票システム機器メーカーの社長のコメント。
かならずブッシュを大統領にする!
こんな言葉を公言する電子投票機器メーカーのシステムを人々はどこまで信頼しているのだろう。

  −・−・−・−・−

昨晩の解説者は、大統領選挙における「総取り方式の不思議なカラクリ」についても話題にしていた。

というのも、
大統領選挙は間接選挙である。
大統領選挙の実際の投票は選挙人に限られている。
複雑さゆえ詳しい説明は省くが、間接的故に必ずしも総有権者の支持とは一致しないことがあるという。

前回の選挙の場合、すべての有権者の直接的支持を集計すると、選挙人支持率ではブッシュ候補に負けたゴア候補の方が国民の直接的な支持を集めていたと言われている。州単位で一旦勝敗を分け、その結果を選挙人すべての支持として集計されるところにズレが生じるらしい。

〜合コン企画会議にて
男A「合コンどこでする?ファミレスでいい?」
男C「ファミレス!俺も賛成!安上がりだし。」
男D「居酒屋!」
男Ei「フランス料理!」
男A「じゃ、ファミレスで決定!」

〜いざ合コンにて
女F「?…ファミレスなんて誰が決めたの〜?」
男A「いや、その、全員一致で…」
女G「最低っ〜!」
男Ei「…(もっと反対すりゃ良かった…)」

  −・−・−・−・−


ところで、話は20年以上さかのぼる。
高校に通っている頃、ロナルド・レーガンが大統領になった。直前の報道では、彼の「タカ派」ぶりがくり返し紹介されていたが、一部の過激な内容に不安を覚えた記憶がある。

「タカ派」って過激なのなぁ…。
戦争にでもなるのかなぁ…。
レーガンがホントに大統領になったらどうしよう…。

世間の動向をどれほど理解しているのか、理解していないのか、はたからは全く理解できない年頃である。本人はそれ以上に理解に苦しんでいたが、ある意味真剣に考えていた。

アメリカの大統領選挙に投票する権利が、
アメリカ人にしか許されていないなんて、
そんなぁ…。ずるいよなぁ…。

当時真剣にそんな風に思っていたことを思い出した。

  −・−・−・−・−

ニュースではそんな思い出をなぞるようなインタビューも紹介していた。
マイクは、ブッシュ対ケリーの各国の人々の支持を問いかける。

イラクで、アフガニスタンで、イスラエルで、色々な理由で支持が分かれる。
イギリスでは、年配の女性が笑いながらも怒りをにじませて語る。
「自分たちが世界を支配してると思ってるワヨ!」
フランスでは、男性が笑って答える。
「ケリーの方がフランスに近いヨネ!でも政治家ってものは豹変するからね!」

中国ではまじめそうな青年が淡々と語っていた。
「関心ないけど、ケリーかな。どっちにしろ新しい大統領には世界を平和にして欲しいですね。」
「世界の平和」という言葉をキーワードにしてしまえば、関心どころか関係ない人はどこにもいない。

  −・−・−・−・−

さて、
総取り方式のカラクリと生じるズレに、解説者同様違和感を覚えるも、考えてみれば似たような状況が地球の上であちこちに存在するではないか。

カリフォルニア州で結果が、カリフォルニアすべての人意見を反映しているわけではない。

アメリカで選ばれた大統領の考え方が、アメリカすべての人の考え方を反映しているとは限らない。

それどころか、
国民の支持を一切集めていないような人が何十年もずっとその国を代表して勝手に旗の色を決めている国だっていまだにあるのだ。

そんな国に限ってその動向には、いくつもの国の何億という人が影響を被っている。

  −・−・−・−・−

日本の首相が誰になろうと構わないが、
できることなら、
アメリカの大統領選挙の投票に参加したい。

どうせ日本の首相の発言なんて
アメリカ大統領の発言を日本語に翻訳しただけではないか
posted at 2004/11/03 18:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 報道批評
この記事へのコメント
コメントありがとうございました。
人生初コメントを頂き感無量です。

と、どこに書けば良いのかわからないのでここに書きます。ブログのことがまだわからず、すいません。
NHKはずっとアメリカ選挙でしたね。


さて、季語無しの5+7+5は川柳です。
短歌は5+7+5+7+7で季語はなしです。
5+7+5で季語ありが俳句です。
以上、ミニ知識でした。

映太郎さんが作られたのは川柳ですね。
川柳では、たしか諧謔性も穿ちも重要視すると
記憶しています。
普段書き物をしている方は
すぐに作れるのでしょうか。すごいです。
では。
Posted by 二亀堂 at 2004年11月03日 20:02
季語は普段意識しません。
縛られるのは嫌いなので、
季語の在る無し、字数、
俳句、短歌、川柳、詩
結果としてどれに属するかといった区分の仕方をしております。
Posted by 映太郎 at 2004年11月03日 20:08
こんばんわ。
ブログは夜になるとこんなに重たくなるのですね。
ぜんぜんページが開きません(ADSLです)。

作ってから、川柳や俳句や短歌や詩歌に分類する、というのは、本筋のような気がします。
同意。
さて、風景雑感見ました。青を集めし、なんて、
素敵な表現です。
ロマンチストとお見受けしましたが、
どうでしょうか。なんて。
それから絵本批評も見ました。
ライオンの子供さんの一言が非常に
かわいらしく、思わずにっとしました。
絵本でお薦めといえば、
「かんがえるカエルくん」(著:いわむらかずお、福音館書店)という絵本です。
カエルくんとネズミくんが哲学する、という内容です。
細部の表情がすばらしい絵と、「夜ってなに?」「夢って何?」などと、二匹が考え込む様は愛らしいことこの上ないのです。
もしかしたら大人のほうが好きなのかもしれませんけれど。シリーズ化されて出ております。

自分のブログの映太郎さんのコメントの下に
コメントを書けば良いのか、ここに書けば
よいのか、迷いながらこちらに書きます。

ついでにここに書きますが、
教育テレビのダーツの場面、2分ぐらい見ました。
かすった程度に見ました。出ていた女性タレントのテンションの高さが変で、テレビを消しました。
ワンタンっていうのは、教えてた人、ですよね?
でも、女性タレントしか記憶に残りませんでした。

では。
Posted by 二亀堂 at 2004年11月05日 00:08
>二亀堂さん、またまたイラッサイ!

やはり重いですか…、
ちと重いかなぁとは不安はあったんですが、そろそろ軽量化が必要ですね。

最近の絵本って、
結構大人を意識してるものも多いですね。本屋さんでも、もっと目に付く場所を与えられるといいのですが。

私もブログをはじめた頃、コメントの書き方がわかりませんでした。
記事へのコメント欄しかないので、相手のブログに対するコメントはどこに書けば良いのかと思いましたが、最近では自分のところで返事を書き、相手の所にもちょっと挨拶に伺いなんて風にしています。

ダーツ番組の女性タレントのはしゃぎ方には私も抵抗がありましたが、まぁあれも馴染みやすさの演出だろうと諦めてます。
Posted by 映太郎 at 2004年11月05日 10:01
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