レオナルド・ダ・ヴィンチの障害

2004年10月07日
レオナルド・ダ・ヴィンチ 自画像 このところ古いビデオライブラリーを整理しているのだが、こんなテープが出てくる度に整理だけでは終わらず、結局全てをチェックしてしまう。
 時間ばかり掛かっていつまでたっても終わらない。

 偶然にもこの番組は整理整頓が苦手な私にピッタリの内容だった。

 以下は1986年1月2日(木)に録画したビデオライブラリーの内容である。
 

◆レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 第三話
◇名曲アルバム 長唄 越後獅子
◆レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 第四話
◆レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 第五話
--レオナルド:フィリップ・ルロワ
--語り手:ジュリオ・ボゼッティ
--監督:レナート・カステラーニ
--制作:イタリア放送協会、フランス放送協会、スペイン国営テレビ放送、ルーチェ・プロ(イタリア)
新春映画劇場 ミスターアーサー
バック・トゥー・ザ・フューチャー上映中のCM有り
VanHalenVideoClip
歌う天気予報
ビック対談 作家五木寛之 東大名誉教授江上波夫
YOU No.157ムムッ!男のダイエット(再放送)
新司会者: 日比野克彦
アシスタント: 児島未散、竹内かなえ、森本真禎

 *残念ながら、第一話と第二話は録り損なっている。『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯』以外は録り流しやついで録りの為、保存自体にさほど意図はない)


 南欧の三ケ国で製作されたドキュメンタリー『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯』は、今ではよく見られるNHKスペシャルのお手本のような作品。背広を着たナレーターが、レオナルドを演じる役者の横に立ち解説している映像が、とても印象的だった。
ドキュメンタリー番組に興味を抱かせてくれたのもこの番組である。

◆『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯』の中で、ナレーターが述べている。
---「彼ももうかなり年をとり、そろそろ作品を何か仕上げ、残さなければならなかった。

 何度も住まいを変えた彼の、旅立ちのシーンに当てられたナレーションである。筆が非常に遅く、作品を仕上げずうやむやにしてしまうことが少なくなかった彼のある症状を言い当てている。
最近では、彼の特徴がADHDによるものだという説もかなり一般的だが、注意欠陥多動性障害(ADHD:Attention Deficit Hyperactivity Disorder)という言葉は、この番組が製作された当時には存在しなかったはず。その特徴こそ取り上げられていたが、それが脳機能のある種の障害からだとはコメントされていなかった。

◆以下は、専門サイトに挙げられているADHDの特徴である。読むのが辛い。

 整理整頓が苦手、金銭にルーズ、心配性、そそっかしい、仕事を仕上げられない、刺激を好む、モノをすぐ無くす、だらしがない、遅刻がち、順番待ちが嫌い、不器用、怒りっぽい、マニュアルが苦手、計画性がない、自己認識に甘い、対人関係に過敏、退屈を嫌う、気分性、依存症に陥りやすい、気ぜわしい、ストレスに耐えられない、不安感、鬱がち、達成感が希薄、時に危険を犯す、自尊心が少ない、時に暴力的、おしゃべり、落ち着きがない、…。

 かつてこの症候群は、落ちつきのない子供の分析から多動児と呼ばれていたが、最近では大人にも診断されている。いわゆる、「片付けられない人々」がこれに当てはまると言われている。多動児ならぬ多動人とでも言うべきか。
 これらの傾向は、世に天才と呼ばれる他の歴史上の人物たちにも多く当てはまるという。残念ながら、この特徴を持っている人が天才だとは、どこのサイトにも書いてないが。

◆私もほとんどの特徴が当てはまっている。特徴のひとつである自己認識の甘さのせいにして、自分も隠れた天才の一人だと想いこまないと、これからの人生やっていけそうにない。

 私にとって、レオナルドは不思議な憧れの存在だったが、これからも「レオナルド・ダ・ヴィンチの障害」とは長い付き合いになりそうだ。



 追記…2005年11月13日

 アクセス解析を辿ると、現れた検索リストがこの傑作ドキュメンタリーのDVD発売を教えてくれた。

ダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯 DVD-BOXダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯
―The Life of Leonardo DaVinci―
(1972イタリア放送協会製作)
監督 レナート・カステラーニ

レオナルド・ダ・ヴィンチのミステリアスな生涯を綴った4時間半のドキュメンタリードラマ。ドラマとして、ドキュメンタリーとして、そしてレオナルドに関する映像作品として、どの分野であっても傑作として名高い作品!
発売予定日は2005/11/25

 自分の趣味が世の中の嗜好とどれほどかけ離れていても気にはならないが、こういった動きはやはり有難いものである。
posted at 2004/10/07 13:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 発掘回顧
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