銃の対極にあるマイクロフォン

2004年10月01日
カラオケ発案者の井上大佑氏が、ユーモアあふれる発明者に贈られる「イグ・ノーベル賞平和賞」に選ばれたそうな。

カラオケ機械を作った当時、あまりの忙しさに特許を出願し損なったという話を聞いたが、たぶんこの人のことだと思う。

もし特許を取得していたら、莫大な利益をもたらしただろうに、どこかで見たインタビューでは過去の自分を笑いながら、懐かしんでいた。

このあまりにユニークな娯楽システムの出現当初、パテントが付随しなかったことも急速な拡大の一因かも知れない。世紀の大発明と言われ、世界中が注目したあのセグウェイが、一般の移動手段としては一向に普及しないことを、相反する例えと言うつもりはないが、今回の選考理由に挙げられた「人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した」という意味においては、その価値の差は歴然。

ノーベル平和賞にも匹敵すると、真剣に思う。
或る意味において、

銃の対極に位置する物

なのだから。


まぁ飲み会の席で、カラオケ機械の存在が気になる人にとっては、これほど恨めしい発明も無いかも知れないが…。

きっかけ記事は続きで

≪井上氏にイグ・ノーベル賞
 ━カラオケ発明を評価━
●ユーモアにあふれ科学への関心を高めた研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」(愚かなノーベル賞)の平和賞に、カラオケの発明者として知られる兵庫県西宮市の会社経営者、井上大佑氏(64)が選ばれ、米ハーバード大で9月30日午後(日本時間1日午前)、授賞式が行われた。
●授賞理由は「カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した」こと。
●井上氏は大阪府出身。1967年に神戸のクラブで弾き語りを始め、71年、空演奏のテープを作り再生装置にコインボックスを取り付けたカラオケ原型機を開発した。99年には米誌タイムで「20世紀で最も影響力のあったアジアの20人」に選ばれた。
●「イグ・ノーベル賞」はハーバード大系のパロディー科学誌が「人々を笑わせ、そして考えさせた」研究に対して贈呈。医学、文学、平和などの賞がある。(ニューヨーク/共同通信)
(2004/10/1/YahooNews/国内/社会ニュース)≫
posted at 2004/10/01 17:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報道批評
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