百年三越の不思議な物体

2004年09月30日
中央ホールにそびえる天女(まごころ)像日曜日、日本橋三越に行ってきた。百年に一度のセールを見たかったわけではない。天女(まごころ)像が見たかったのだ。子供の頃、何度も見上げたあの不思議な像を、子供と見るため訪れた。

≪--三越が100年目を迎える--
1673年創業の呉服店「越後屋」が、1904年株式会社「三越呉服店」を設立。日本初のデパートメントストア宣言して以来100年目とのこと。
三越の百年の歴史には、他にも「」という字がやたらと目立つ。
日本初のエスカレーター、デパートとして日本初のエレベーター(米・オーチス・エレベーター社製東洋初の設置)、日本初のお子様ランチ(旗を立てた現在のスタイルを考案)、日本初の物産展…等など。≫

幼い頃、祖母と母が食品を買っている間、祖父とよくあの像の近くで待たされた。なんとなく不気味で、なんとも言えない気分だったのを覚えている。でも、なぜか嫌いじゃなかった。
いつの頃からかあまり行かなくなり、その後20年ほどはほとんど忘れていた。それが最近になって、自分の子供が同じ年頃になった今、無性に我が子に見せたくなった。

かなり前の東急電鉄のCMコピーを思い出す。
どこへ行ったかは忘れても、誰と行ったかは忘れない
映像は東急の電車の窓から外を眺める子供の後姿だったと思う。

子供の見ている風景が、どれほど記憶に残るかは本人以外にはわからない。自分だって初めて見たのが幾つの頃だか覚えていないのだ。今子供が何を見たかは、どれだけ覚えているのだろうか…。

ちなみにこの像は1960年株式会社三越創立50周年記念事業の一つとして作られたらしい。私が生まれる3年前のことである。私が見ていた天女(まごころ)像がそんなに新しかったとは、思いもよらなかった。
作者の佐藤玄々氏はその3年後、私が生まれた1963年に亡くなっている。
不思議な縁を感じずにはいられない。
そうでなくても、私にとっては初のデパートなのだ…。
posted at 2004/09/30 06:23 | Comment(3) | TrackBack(2) | 雑題雑想
この記事へのコメント
トラックバックさせてもらいました。自分の記事を書いた後に、映太郎さんの所を見たら、偶然にも日本橋三越の天女像の事が書いてあったので、後から編集でトラックバック入れました〜。
Posted by minan at 2004年10月01日 03:16
ご無沙汰しております。
時折覗かせていただいております。


先日、ファミリードライブの折にたまたま
三越前を通りかかったので、
5歳になった息子のKを連れて、
天女見物にダッシュしてきました。

いやー、すでにアラフィフだというのに、
やっぱりドキドキしました。

Kはと言えば、何が何だか分からなかった様子。
天女の顔の位置さえも理解できなかったのでは
ないでしょうか。

次回はぜひ、じっくりと。

お邪魔しましたm(__)m。
Posted by susie_jpn at 2009年06月03日 17:47
ご無沙汰されております ・・)

K氏の思い出の底に、しっかりと沈澱することをお祈りしておきます。<(_ _;)>
Posted by 映太郎 at 2009年06月05日 18:42
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29億のダイヤモンド…
Excerpt: テレビでダイヤモンドの話題をやっていたのだが、10/11に日本橋の新三越本店が グランドオープンするのだが、そのオープンに合わせて、29億のダイヤモンドの宝石を売るらしいです。 29億って…。買う人が..
Weblog: ●minanの図鑑●
Tracked: 2004-10-01 03:12

三越の天女
Excerpt: 総務のM子ねーさんとグルメ談義をしていたら、そこから派生して 日本橋三越本店の「
Weblog: Y file
Tracked: 2005-07-27 21:17
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