![]() | 十戒 ―The Ten Commamdments― (1957/アメリカ) 主演 チャールトンヘストン |
退任したとはいえ、今さらあなたに戒めを説かれてもなぁ。
だが、ふと我に返り考えた。そもそも十戒って、何を説いていたんだっけか?
“じゅっかい”ん?…十回?述懐?十階?壱拾回?…ん???
あれ?変換できない…。“じゅっかい”ではなくて、“じっかい”だったわけね。我が家のPCは結構日本語教育に厳しい。
で、改めて“じっかい”を検索し、“十戒”を検索してみる。と、まぁ次から次へと色々出てくる。十戒ってのは、一体幾つあるのやら。唯一無二の戒めではなかったのか。
我々人間の為の十戒の他に、犬用、猫用、鳥にうさぎにハムスターに。同じ人間向けにしても、親に恋人に愛人に、さらには小説家向けもあれば投機家向けも堕落者向けもあるではないか。しっかりブロガー向けなんてものもあった。今一番気になるかも。
リストアップはするが、彩しいサイトや怪しいサイトもありそうなので、全てにリンクは添えなかった。ご自身の責任で読まれたい。
≪モーゼの十戒≫⇒リンク by はてな?
≪モーセの十戒≫⇒リンク by Wikipedia
…表現にライバル意識が表れているのか、「はてな?」と「ウィキペディア」は濁点を使い分けている。映画と聖書という出所の違いなのだろう。
そう言えば映画「コンタクト」の中で、遥か宇宙から届いた謎の暗号に、「もしや“十億戒”だったりしてな」なんて台詞があったっけ。人間以外の十戒はほとんどが作成者不詳と記してあるが、そもそも人間の為の十戒だってある意味作者不詳と言える。人にしても動物にしても、本人の為なのか飼い主の為なのか。
≪犬の十戒≫⇒リンク by Golden Retriever
≪猫の十戒≫
≪鳥の十戒≫
≪うさぎの十戒≫
≪ハムスターの十戒≫
…すべて飼い主の為としか思えない。ペットの種類だけあるに違いない。
≪ノックスの十戒≫⇒リンク
…ロナルド・A・ノックス氏が著したという推理小説作家の為の戒め。作家足るもの、読者を騙し、読者を突き放し、読者を裏切ってはならないなどというべからず集。
≪ヴァン・ダインの二十則≫⇒リンク
…S・S・ヴァン・ダイン氏が説いたというミステリー作家のべからず集。十の戒ではないが、映画を評価する際に参考にするには面白いかも知れない。双子は犯人にしてはならない!など。…まずは映画「クリムゾンリバー」が失格ってか。
≪親の十戒≫…昨今一番必要かも知れん。
≪恋の十戒≫
…山下達郎がたしか2曲目に≪恋の十戒≫を歌っていたな。
≪愛の十戒≫…≪恋人と別れる50の方法≫なんて歌をポール・サイモンが歌っていたが、ある意味その手の十戒を裏返したものなのだろう。スネアドラムが聴こえて来る気がする。
≪女の十戒≫
…汝、18歳までに観てはならない。成人映画であった。ちなみにアマゾンでは見つからなかった。≪男の十戒≫なんてのも探せばありそうである。
≪堕落者の十戒≫
…思いっきり耳が痛そうな。
≪禅の十戒≫
≪お茶を飲む時の十戒≫
…本当に十個だけなのだろうか。もっとありそうな。まぁ茶道にしても華道にしても、縛られてこそではあるが、実際縛りはどれほどあるのか。
≪逆説の十戒≫
…ケント・M・キース氏が記し、マザーテレサが引用して、世界中で愛されている? 真面目なモノらしく少々気になる。
≪投機の十戒≫
…“裏に道あり吉野山”なんて、そんなんかな。
≪ブログ十戒≫⇒リンク
by まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。
…今一番読むべきかも知れない。
さて、ふと≪犬の十戒≫を見つけ、我が家のパートナーにもと思ったものの、あっさりと≪猫の十戒≫も見つかり、創作意欲は若干萎えた。
「そりゃそうだよな、あるに決まってる…」
だが、飼い主を中心に据えた十戒ばかりに思えてくる。人間の十戒だって、飼い主である神の為のものではないのだから、猫の、猫の為の、猫守るべき十戒もありそうではないか。
世間では猫と呼ばれる愛すべき隣人サスケ。どう考えても、誰かに戒められているような彼の姿から、彼ら共通の十戒を想像してみる。
≪猫の十戒≫ 一 汝、人に頼ってはならない。 二 汝、寂しい素振りを人に見せてはならない。 三 汝、無闇にゴロゴロを人に聞かせてはならない。だがもし主人あらば、それを主人以外に聞かせてはならない。 四 汝、人の言葉を決して話してはならない。 五 汝、尻尾の先さえ想いを漏らしてはならない。 六 汝、マタタビに溺れてはならない。 七 汝、敷物なくして座ってはならない。 八 汝、体臭を発してはならない。少なくともそこらの犬よりは。 九 やがて年波に勝てず汝老いても、歳を悟らせるような老いた姿を人に見せてはならない。もし主人あらば、何があっても主人だけには決して不安を覚えさせてはならない。 十 そしてある日汝死しても、その屍を人には決して見せてはならない。孤独を持って生き、孤独の中に死すべし。たとえ主人あろうと、己の屍は自ら葬るべし。 |
いくつかの戒めは、とうの昔から破られ放しというものも多いようである。
一、守る者守らない者、根本的に当てにしていない者と彼らにも色々考え方があるらしい。
二、本能としての警戒心の呪縛を解くのは、飼い主の努力なのだろうか。
三、これは彼らだろうが我々ホモサピエンスだろうが、ある意味共通かも知れない。
四、誰も破ろうとしないが、一番破って欲しいこと。まぁまず何を喋りだすかは恐ろしいことでもあるが。
五、気づいているのかいないのか。想いは努めて隠そうとしているらしいが、尻尾は管理しきれないらしくいつも正直な気持ちが表れている。
六、この戒めを守れる者は有史以来存在しないのだろう。マタタビの誘惑には誰一人として勝てないらしい。人の世と変わらないのだろう。
七、“What's マイケル”よろしく、必ず何かの上に座ろうとする君らを見ると、さぞ高貴な前世なのだろうと思うよ。最もプライド高き種族かも知れぬ。どこか崇高でもあり、だがその頑固さは哀れでならない
八、身奇麗にしているのは戒めを守っているのか、ただ単に神経質なだけのか。
九、俊敏な君らといえども、やはり寄る年波には勝てないのに、それでも我々に何も頼ろうとしない頑固な姿勢はいじらしい。
君ら多くの姿を見ていると、時に戒めを頑なに守り時に戒めをまったく気にせず、色々苦労しながらも、結局は必死に生きているように思えてくる。
君らは、一体何処の何方にそんな戒めを授かったのだ。
まぁそんな問いには、永遠に答えてくれないのだろう。人の言うことはずべて理解しているくせに、第四の戒めを破る者はいまだ現れていないのだから。
君に一つ戒めを授けるからよく聞け。
すべての戒めを守ろうと破ろうと私はどちらでも構わない。それは君の為の戒めであり、私の戒めではないのだから。
だが、一つだけ戒めを加えさせてくれ。
汝、第十の戒めだけは守ってくれるな。頼むから。





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昔(かれこれ10年以上前)雑誌『タイム』に掲載されてました。当時その十戒の理想像にケビン・コスナーが選ばれていました。
今でもその十戒は私の戒めになってます。
ふむ…、
気になりますねぇ、その“男の十戒”とやら…。
でもなぁ…、
理想がケビン・コスナーってのもなんだかなぁ…。
お時間ある時にでも、
コメント欄でお教え下さいな、耳が痛まぬ程に…。