「四日間の奇蹟」のミステリー

2005年07月30日
読書家や小説家、批評家が集うサイトに出入りしているせいか、ふと本を読んでみたくなり久しぶりに身構えた。

浅倉卓弥著 四日間の奇蹟四日間の奇蹟
 浅倉卓弥著

内容はともかく、五百頁もの文庫本を一気に読んだのは初めてかも知れん。で、本などとんと読まない人間がどうしてまた読みたくなったのか。
 
 ミステリーだから

なんとなくの内容は聞いていた。だが、これが「このミステリーが凄い!大賞第一回受賞作」などというフレコミで紹介されているのが気になったのだ。

 ミステリーではないか

大まかなあらすじを聞くだけでもミステリーに思えない。それが“凄いミステリー”と謳われている。ふむ、これはまさしく凄いミステリーである。どうしてなのだろう。

 まったくミステリーではないか

読み終えてみると、大脳生理学がどうのこうのといった能書きは元々興味があったので、脳の働きだとか脳と魂の関係だとかいった部分はそこそこ面白かった。だがやはり判らん。さっぱり判らん。どうしてこれがミステリーなのか。

 ミステリーって、何だっけか…?

元々ミステリーには縁がない。縁がないというか興味がない。謎を吹っかけられ、謎めかされ、無理やり謎解きさせられる。謎めきマゾめいた読書にはまったく興味がないのだ。だが、結果としてまんまと騙された。

 「またまた自己犠牲かよっ!」
  (キアヌ・リーブスを前にした悪魔曰く)

まったく謎である。どうしてこの作品がミステリーなのだ。その矛盾がミステリーなのか? だからこの作品はミステリーなのか? 判らん。だが、考えてみれば、読み終えて謎解きが始まるミステリーなんて、ある意味画期的かも知れない。だからなのか…、「このミステリーが凄い大賞!」に選ばれたのは。

てか、一番凄いのはやはりその賞金かも知れん。

「その賞金が凄い!」大賞
  国内最高額の賞金1,200万円!
   サイト⇒リンク

いいな、こういうの。とっても判りやすくて。てか、天下のヤフーが主催するヤフー文学賞の賞金が20万円てのも、実は何かの間違いなのかって気がしてくる。
posted at 2005/07/30 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評
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