甘〜い香りと紫煙とスタイル

2005年06月02日
形から入る人間ゆえか、その煙とスタイルに一度は憧れた。今はすっかり手離したものの、ひと時ちょっとだけお世話になったのはコイツである。

BORKUM RIFFBORKUM RIFF
ボルクム・リーフ
CHERRY CAVENDISH
チェリー・キャベンディッシュ

チェリー酒風味漂う甘くソフトな味わい

とにかく甘〜い香りが堪らない。
だが同時に、とにかく面倒この上ない。
 
自分で店を構えている時ならまだしも、雇われ仕事でタイムカードを押すようになってからはすっかり遠ざかってしまった。



ところで、パイプというモンが一部の若モンの間ではどうも違う使い方をされているのを私はまったく知らなかった。

年は大して変わらないのに、渋谷のセンター街にしょっちゅうお出かけしているような知人がふと私のパイプに目をつけた。

「あれぇ〜、何吸ってんですかぁ〜?」
腰のチェーンをじゃらつかせながらねちっこく聞く彼に、
「パイプだよパイプ、見りゃわかるだろ?」
と答えると、さらにイヤらしい〜目で訊いてきた。
「そりゃそうですけどねぇ、で…、何吸ってんですか〜?」
そこまで言われて気がついた。ふむ、色々吸うモンがあるってことだね…。

彼らが何を吸おうと私には関係ないし、私はただの葉っぱ、いや一袋千円弱の甘〜い葉っぱを詰め込んで吸っていただけなのだが、若い癖にパイプ銜える方がよっぽど怪しくって目立ちそうである。…と、そこまで考えてからふとまた考え、考えなおした。自分こそがよっぽど怪しい。いくらきばったところで、年相応ではないのだ。

だからやめたわけでもないのだが、やはりなんとなくやめてしまった。年相応でないと何事にも目だって敵わない。形で入る人間ゆえか、結局見栄えに満足できずに挫折した。

この香りとあのパイプ。一体いつになったら似合う姿になるのやら。大体こんなこと考えてるうちはいつになっても似合いそうもない。

だいいち、パイプ用のライターもないことだし。
posted at 2005/06/02 15:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 味覚批評
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