短編『kiss』

2013年07月10日
 慣れない車椅子からふと君を見上げ、君の気持ちを初めて知った。僕は今まで、ずっと君をいじわるに見下ろしてはゆっくりと俯き、そして僕のタイミングで君に口づけをしてきた。けれど今、僕は車椅子からじっと君を見上げ、そして君のタイミングをじっと待っている。ごめんね。


posted at 2013/07/10 06:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 語部修行
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