早春の空を駆け往く飛行機雲

2007年03月14日
 どうやら今日は飛行機雲の得意日だったらしい。

飛行機雲

 ふと見上げれば“白い軌跡”が空を分かち、そしてまた見上げればすでに消えている。

 儚い光景である。
 
 ちなみに飛行機雲の特異日なんてものはない。だが、飛行機雲の出やすい天候があるという。
 ということで本日のような天気は、どうやら飛行機雲の“特異日”ならぬ“得意日”だったらしい。



 ところでこの飛行機雲という言葉。画像をアップする上でタイトルをアルファベットに変えようとふと考えた。飛行機雲って、英語では何んて云うの…?

 CONTRAIL、ふーん。

 いまいちピンとこない。結局画像はアップしたのだが、その響きはやはり面白くも何ともなかった。

 だがそれよりも、同じ言葉を平仮名に変えるだけでふと或るメロディが耳に響く。

 ひこうき雲

 この曲、人によっては切なすぎて聴きたくないという。曲の存在は知っていたし、何となくは聞いたことがあったけれど、ふと思い出してあらためて聞いてみたくなった。

 iTunesを起ち上げ、ライブラリーに放り込んだままだった「ひこうき雲」を検索する。スピーカーをヘッドフォンに切り替え、プレビューで今日撮影した飛行機雲の画像を画面いっぱいに開き、真っ青の空に伸びる一本の白い筋を眺めながらじっくりと聴いてみる。

 ・・・。
 ・・・・・。
 ・・・・・・・・・・、ぅぅぅ、

 やはり…、この聴き方は自虐的過ぎた。



 それにしてもたまらない歌詞である。

album ひこうき雲 by 荒井由実 in amazon 空に憧れて 空をかけていく
  あの子の命は ひこうき雲

 高いあの窓で あの子は
  死ぬ前も 空を見ていたの

ひこうき雲 by 荒井由実

ひこうき雲 by 荒井由実 in iTunes store


 聞き手を突き放すかのように削ぎ落とされた歌詞。そのシンプルな詩の背景を考えしまうと、やはり切な過ぎて聴いてられない。

 ではどうして聴くのかって…、そういう気分なんかね。



 早春の寒空に幾筋も伸びる“飛行機雲”を見て、今日一体何人が“ひこうき雲”を思い出しただろう。

ひこうき雲

 早春の
  空を駆け往く
   飛行機雲

 耳に響くは
  ひこうき雲
posted at 2007/03/14 23:36 | Comment(4) | TrackBack(0) | 風景雑感
この記事へのコメント
青空に白い筋雲って絵になりますねぇ〜。
珍しく今月写真らしい写真を撮ってませんわー。(笑)
Posted by KaN at 2007年03月15日 00:32
KaNさん、こんばんは!

空の青と雲の白ってのは、おっしゃる通り絵になりますね。ですが、ちょうどビルの隙間に伸びていったので、ある程度は構図を狙って動き回りましたよ。以前油彩に関する本の中で、空や雲には地面を感じさせるモノが必要…なんてのも読みましたので。

それにしても、
空が奇麗だと写真を撮りたくなります。

「そうだ横浜へ行こう!」

見たいモノが色々ありますので…、ねぇ。
Posted by 映太郎 at 2007年03月15日 01:17
来ます?横浜?来週から暇ですよん。(笑)
Posted by KaN at 2007年03月15日 23:15
天気が良かったら、
久しぶりに一眼レフでも持って行こうかな…。
Posted by 映太郎 at 2007年03月16日 11:55
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