人の上げ底取るのもいい加減…

2007年02月07日
 なんだかさ、何んだ彼んだと文句ばっかり言ってばかりで、いつまでもボールを投げようとしない弱気なピッチャーを見てるような気分になってきちまったよ。

 まともに投げたって相手にならないからってさ、相手チームの言葉使いとかマナーとかに文句つけてるようじゃ、試合はいつまでたっても終わらないし、試合が終わらなければ勝利だって勝ち取ることはできないだろうに。

 どう考えてもさ、負けるのが判ってるからこそ試合時間を引き延ばしてるだけにしか見えないのだが…。
 


 その昔、あれは私がまだ学生だった頃の事。一人のそそっかしい男の話題が繰り返し仲間の笑いネタにされ続けたことがあった。

 その男、そそっかしさ故か仲間同士の笑い話には必ず登場するという誠に哀れな男。今風に云うなら、“滑らない男”ってとこだろうか。

 ある日、友人たちは彼を囲み彼の言動一つ一つをいつものように笑い飛ばして盛り上がっていた。よりによってそんな場で何かを言い間違える男。そんな彼の揚げ足を取ってさらに笑う仲間たち。ついに頭にきた彼は一言ぼそっと嘆いた。

「そんなぁ…、人の上げ底ばっか取るなってば!」

 一瞬の沈黙の後、仲間はさらに彼の揚げ足を取って笑う。

「上げ底〜? がはははっははは(爆)
 上げ底だってよ! がはははっははは(劇爆)」

 さらに周囲を笑わせ…、いやさらに周囲の感情を逆なでたどこぞの大臣と、要領の悪さはよく似ている。



 ばつの悪い大臣の弁明の言葉尻を延々とつつき続ける野党の先生とやらも、或る意味私に言わせれば、“クレームネタを日々探し求める、彷徨えるクレーマー”と何ら変わらない。

 クレーマーにとってのクレームネタが、そのクレームの過程に於いていかに自分を相手より優位な位置に置くかだけが、その解決手段や結果よりも重要なように、どこぞの野党のここぞという騒ぎ方もどこか目的と姿勢がズレているように思えてならない。

 その失言の内容を論ずるつもりはない。だが、このあまりにしつこい揚げ足取りを、彼らはいつまで続けるつもりなのだろうか。

 ワールドベースボールの時の日本チームをふと思い出す。

 あの屈辱の判定は日本人には納得できなかった。“審判の判定を受け入れずにボイコット”…なんて最悪の手段すら頭を過ったものである。だが結局は、そんな些細な――といってもそれは結果として優勝したから云えることかも知れないが――その到底納得できないはずの誤審を敢えて受け入れて先に進んだからこそ、彼らは優勝できたとも云えるのだ。

 いい加減にボールを放らないと、観客もいい加減呆れ果てて帰っちまうよ。星野氏だってCMで言ってるではないか。

「ボールを投げんと野球は始まらない!」



 いい加減人の揚げ足ばっかとってないで、他にやることあるんゃないかね。謝ってる人間前にしてさ、「謝りゃいいってもんじゃないでしょ!」って目を吊り上げて言ったところでさ、物事が何も進まなければ何の意味もないだろうが。

 相手突っつく大事なネタを手にしたならさ、どうせなら選挙の時まで大切に持ち越しゃいいのに。なんだかなぁ…。
posted at 2007/02/07 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報道批評
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