ハインリッヒの幼稚な考察?

2005年04月29日
前記事「ハインリッヒの勝手な考察?」に続き、不思議な三つの数字を拙いオツムで三次元的に紐解いてみる。

 ≪ハインリッヒの法則
  件の大規模災害には、その背後に
 29件の中小規模災害があり、さらにその影には
300件の表面化しないエラーやニアミスが存在する。

ハインリッヒの法則 [1:29:300]さて、三次元などと言ったところで立体の体積公式なんて立方体しか覚えてない。まずはシンプルに立方体で考えてみた。てか立方体の式しか浮かばない。

立方体の体積比が[29300]の時、それぞれの辺の比率は如何なる数字となるか。平面図形の場合では面積がX倍ならそれぞれの辺はルートX倍だった。立体ならば体積がX倍なら各辺はXの立方根倍となるはず。

30330]の立方根を求めてみる。
 
立方根比
つまりは、
三乗比
であり、立方体の各辺の比率は[3.116.91]となる。

シェードがどうのレンダリングがどうのだなんてソフトは持っていない。相変わらず持ち主同様幼稚なMSペイントで三次元モドキを描いてみた。

立方体体積比立方体の体積
各辺が約1/11と3/11と7/11だから、11×11ルービックキューブなんてのがあったらその写真で充分だったのだが、そんなものはまだ売ってない。

例に従った三角形の図式らしく、三角錐ではどうだろうか。以下数学の苦手な私はあっちこっちの検索結果を参考に計算してみた。ややこしかったプロセスは省略する。
→参考サイト⇒リンク

三角錐の体積比[29300]の場合も、それぞれの三角錐の高さの比が[3.116.91]となればよい。ちなみに半径も頂点の角度も平面三角形同様関係ないはず。
三角錐体積比三角錐の体積

球の体積比[29300]の場合も結局同じ。それぞれの球の半径の比が[3.116.91]となればよい。
球体体積比球体の体積

ふむ、立方体だろうが三角錐だろうが球体だろうが結局は同じこと。だが、一応あらたに三つの数字が現れたのでよしとする。3.116.91。とはいえ、いまだにシンプルさにいまいち欠けている。



もうこれ以上例の数字をいじくり回す方法が浮かばない。私は根本の三つの数字が現れた状況を再び考え直した。

当時ハインリッヒ氏の手元には、
[1]大規模な災害事故のデータ
[2]その29倍の件数の中小規模の事故のデータ
[3]表面化しなかったエラーやニアミスを(推測するにアンケートなどにより)調べ上げ数値化した300倍の件数のデータ
それらが浮かび上がっていたはず。

だがそのデータを彼が分析分類した際、彼はそれら多くの数値のそもそもどこに線を引き、どう分けたのだろうか。気になってきた。

何をもってその結果を大事故災害と分類するのか、何が大事故災害で何が中小規模災害なのか、どこからがニアミスでどこまではノーマルなのか。

問題化表面化した中小事故と、表面化しなかったニアミスやエラーには区別がつけやすいはず。問題が他に影響を与えたか表面化しなかったかが基準になるだろう。だが、大事故と中小事故との差を彼はどう位置づけたのだろうか。

基準を勝手に想像して挙げてみるならば…
[1]誰かが死亡した場合、それは大事故災害とみなす。
[2]死亡者はなく、けが人が発生した場合、それは中小規模災害とみなす。
[3]特にけが人もなく、また他に影響を及ぼすような問題が起きない場合、それはニアミスと見なす。
…などという線引きの基準が、必ず存在したはずである。

そんな基準となる三つの三角形の二本の境界線に関する解説の類は、検索して覗いたあちこちの関連サイトのどこにも見当たらない。やはり検索エンジンとキーワードが悪いのだろうか。さらに勝手に推測、勝手に解釈するしかなさそうだった。

先に挙げた円錐の体積であらためて考えてみる。
三角錐レベルと境界

基準レベル境界線をそれぞれA、B、Cとして区別するならば…、
[1]結果もしくは他への影響の緊急度が、レベル線A以上の場合、その事象はレベル1とみなす。
[2]結果もしくは他への影響の緊急度が、レベル線A以下かつレベル線B以上の場合、その事象はレベル2とみなす。
[3]結果もしくは他への影響の緊急度が、レベル線B以下かつレベル線C以上の場合、その事象はレベル3とみなす。

分類区分のパターンはいくらでも存在する。レベル線の引き方次第で、[?????]に並ぶ数字はどうにでも変わるではないか。

ふむ、何だか何かが見えてきた気もする一方、架空のレベルと架空の件数をいくら想像したところで何の答えも出てこないし、なんだか意味もなくいじくりまわしてるだけに思えてきた。ピカソの絵を前にモンタージュでモデルの顔を描き出しているようなものだろうか。まぁそもそも勝手に始めたことだから、幼稚で無意味だろうと構わないのだが、さすがにこれ以上は少々無駄にも思えてくる。だが無駄で幼稚な推測は止まる気配がない。
posted at 2005/04/29 10:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 備忘雑録
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