で…、これって誰の為なの?

2006年11月19日
 不思議なモノをみつけた。

something_for_someone

 このマークを一体誰が見るのか? 私はふと立ち止まって考えこんでしまっただよ。

 英語ニュース番組に添えられた「副音声にて英語音声放送中」という日本語のテロップや、空港で見掛ける「日本へようこそ!」という日本語の看板を見つけた時のような気分に、ナンセンスという言葉がふと脳裏をかすめる。
 
 「ナンセンス」…そんな言葉を吐き捨て、その不思議な価値を見捨てるつもりは無いけれど、とはいえその意味をよく考えてみるとやはり頭を傾げてしまう。

 目の見えない方がいつかそのマークをふと「見つけ」、そのボタンを自ら押して信号待ちをするという光景を想像すると、そのあまりに孤独で淋しい状況にどこか無性に悲しくなってくる。

something_for_someone_2

 この機械とこれを考えここに設置した方々に、なぜか優しさを感じないのは私だけだろうか。

 ふむ…、そんなシステムも必要のない私のような者に、こういった考えを巻き起こして悩ませるのがそのボタンの存在価値なのかも知れないな。お陰様とも言うべきか、この機械を見つける事が出来た自分自身の二つの目玉の有り難さをひしひしと味わうこととなった。

 誠になんだかなぁな次第である。

 もし今度この機械を信号で見つけた時、そしてその時もし目の見えない方と並んで信号待ちをすることになったとしたら、そっとボタンを押してあげよう。

 てかさぁ…、押してあげるくらいなら手を取って渡ってあげるほうが早くてよほど気がきく気もするのだが…。

 まったく…、何処も彼処も価値観がどうかしてると思わんかい? やはり私だけなんかなぁ…、ん?
posted at 2006/11/19 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想
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