そんな時にこんな歌に出会うのも、或る意味小さな小さなシンクロニシティなんだろうな。
![]() | 時々泣きたくなる事がある 結構長く生きてきたせいで♪ もう胸の中には何ひとつ入らないほどの 後悔ばかりが溢れてく♪ だけどもう一度空を見上げるんだ そして少しでも僕を好きになるんだ♪ “終わらない旅”by 高橋幸宏 iTunes Link |
いい年こいて「僕」なんて歌って何の違和感も感じさせないのは、加山雄三と小田和正と、そしてユキヒロだけかも知れん。
とはいえ、ユキヒロはいくつになってもカッコいい。
シンクロニシティ…必要なモノにふと巡り会い救われること。
時にそれは何かのモノでもあるし、何かの歌や本の一節かも知れないし、時には唯一たった一人その人を救い出すことができる人との偶然の出会いかも知れない。
そんな巡り合わせをシンクロニシティという…と、私は勝手に思い込んでいる。
ふと街角で耳にした曲の一節が、傷ついていた心を癒してくれることがたまにある。ふと本屋で何気なく手に取った本の一節が、疲れていた心を励ましてくれることがある。
ふと偶然に出会った人が、自分の窮地を救ってくれる人だったりすることがある。長い人生の中で、それがほんの一瞬の出会いだったとしても、そんな出会いによって人生さえ変わることもある。
人はそれを単なる偶然と言うし、本人さえ単なる偶然としか思えなくても、どこか必然のように思える時、そんな時私はそれをシンクロニシティだと考えることにしている。
有名な話があった。
アメリカかどこかの教会のコーラスメンバーが、普段は誰一人として遅刻も欠席もしないのに、或る日偶然全員が遅刻する。
その日、その時、教会でガス爆発か何かが起きて、途方も無い確率の偶然が、全員の命を救ったというお話。
シンクロニシティの話には必ずといっていいほど登場する逸話なのだけれど、私はそんな大げさな事でなくてもシンクロニシティが存在すると考えている。
昨日テレビで、自分の興味をそそると或るニュースを見たのもシンクロニシティ。今日本屋で、ふと好きな作家の本を見つけるのもシンクロニシティ。明日いつも出歩く街角で、元気を失くした旧友と出会うのもシンクロニシティ。
誰かがどこかで、そっとシナリオを仕組んでいるのかも知れない。きっとソウルマスターたちがどこか私たちの見えないすぐ傍らで協議を重ね、「明日の私の予定はどうしても外すわけにはいかないので、どちら様もどうぞよろしくお願い致します。来週は皆様に合わせますから」…なんてね。
話はちと大げさになったけれど、ふと“初めてのおつかい”ならぬ初めてのiTunesでユキヒロのこんな曲をダウンロードしたのも、自己嫌悪の渦で溺れかけていた私には小さくとも必然のシンクロニシティに思えてきた。
で…、終わらぬ残業で遅くなった仕事の帰り道。iShuffleでこの曲を聴きながら歩いていたら、ふとユキヒロが語りかける。
だけどもう一度空を見上げるんだ♪
そして少しでも僕を好きになるんだ♪
言われるままに空を見上げれば、仕事帰りの夜空は黒く沈んでいた。
「こんな夜空を見上げろってか〜?
これじゃ余計落ち込んじまうよ〜!」
どうやら、シンクロニシティも時には時と場所を間違えるらしい。明日の朝、出勤途中でもう一度見上げてみっかな。
明日は天気なんだろうか。例え雨が降ったって、気分が晴れてくれさえすればいいんだけど…。
ふとカーテンを開けるとすでに夜は明けているが、空はどんよりと曇っていた。
明日、いや今日、この気分は晴れるのだろうか。
胡散臭いURLもつけてみました。絶対表示できないけど。(苦笑)
旅が終わる?
自分自身は滞ったままなんで(苦笑)日々葛藤中でござい。
そのうち旅立つ予定なんで…(苦笑)って全く意味不明なことを書き落として消えてみたり。
胡散臭いURLありがとうございます。なんか私が誤解されそうな不安も少々…。
ちと意味不明…確かに…、葛藤中のお方のログは主同様葛藤に満ちていらっしゃるようで。
ところで、最近のKaNさんのログ、以上にペース上がってません? 何かを意識して何かを思いっきりログに吐き出しているように想えてなりませぬ。
たまには何も考えずに空を見上げてみましょうや。