猿のは臭ぇ広告だった

2005年01月28日
「猿の惑星」を見ているのだが、ちょっと飽きてきた。

PLANET OF THE APESPLANET OF THE APES
(2001/アメリカ)
監督 ティム・バートン
出演 マーク・ウォールバーグ
   ティム・ロス
   ヘレナ・ボナム・カーター
   マイケル・クラーク・ダンカン
   ポール・ジアマッティ

1968年版のチャールトン・ヘストンの印象が強すぎて、2001年版で同様の役柄のマーク・ウォルバーグが物足りない。

猿の惑星
Planet of the Apes
(1968/アメリカ)
監督 フランクリン・J・シャフナー
出演 チャールトン・ヘストン
   モーリス・エヴァンス
   キム・ハンター
   ロディ・マクドウォール
   ジェームズ・ダリー
猿の惑星(1968)

現在ではアメリカ銃社会の悪の権化と身をやつしている彼も、あの映画の時代にはまだヒーローだった。古き良き時代のチャールトン・ヘストンが懐かしい。
 
そもそも比較する気が全くないから、今更二つの映画を比較批評するつもりはない。記事にしたいのは広告の話である。

 −・−・−・−・−・−

今夜の金曜ロードショーの広告で、なにげなく猿ゲー「PSP ピポサルアカデミー」が登場していた。私はその猿ゲー広告を見てふと何年か前の都心の騒ぎを思いだした。

何年前だったかろうか、東京の都心の中心で日本猿が出没するという騒ぎあった。確か麻布近辺だったと思うのだが正確には覚えていない。

日々の報道番組では、“昨日はどこそこに出没した”とか、“どこそこの民家では庭で果物をあげた”とか、“奥多摩からのトラックに乗ってきたのでは”とか…、毎日色々とネタにされ、かなりの期間メディアに出没していた。結局あの当時、その猿がどこから来たのかは謎のままだった。

だが、私は一つの疑惑を持っている。確かあの騒ぎが起きたのが、今は懐かしい猿ゲー「猿ゲッチュ」の発売時期と重なっていたのである。

報道番組やワイドショーでの“都心をお騒がせ中のサル”の話題と、それらの番組の前後に流れる「猿ゲッチュ」広告が、微妙にすれ違っていたのだ。

「ふむ、このサル君、
 偶然都心に出現したようではなさそうだ…。」

当時私は、一人で抱えるこの勝手な疑惑を真剣に疑わなかった。広告代理店なんて、結構スレスレのことするだろうし…。

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さて、話は現代に戻る。
このところ例のPSP専用ソフト「ピポサルアカデミー」の広告オンエア頻度がちょっと増えている気がする。「出来る男はよく遊ぶ!」なんてコピーだったか、エリート社員が会議の合間にPSPで遊ぶ広告である。そのPSP画面にはサルが飛び跳ねている。

ふむ、そろそろ都心にあの懐かしい“お騒がせサル”が出没するかも知れない。まったく関係ないフリして、丸の内あたりに出没してもおかしくないだろう。“猿のは臭ぇ”って言うではないか…。失礼…。

実際広告業界では、色々な新種珍種のアイディアが日々出没しているが、それと同時にかつてのコピーやアイディアをそのまま再利用する例も多い。

懐かしいCMソングが流れたり、白黒時代のコピーを復刻再現なんてモノもありえるのだから、ちょっと前の荒手の広告スタイルを利用するぐらい、なんでもないだろう。

広告代理店の担当者にとっては、二つの映画のサルのようにサルが突然喋り出したら、全く都合が悪いことかも知れない。
posted at 2005/01/28 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 広告批評
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