ツバメの介抱と象の道

2004年08月12日
4月20日の午前9時ごろ、京都市の野外活動施設「花背山の家」の建物の軒下に作られた巣の近くで、2羽のツバメの不思議な光景が撮影されたという。

≪オスのツバメが懸命に「介抱」≫
--京都の男性が近距離で撮影--
雄ツバメと雌ツバメあおむけに倒れて動かなくなったツバメのメスを、オスのツバメが懸命に「介抱」する光景を、京都市内の男性がこのほど写真とビデオで撮影した。わずか5分ほどの光景だが、野鳥の専門家は「細やかな愛情が伝わってくるような映像。用心深いツバメを近距離で撮影しており、非常に珍しい」と話している。
(2004/05/08/Yahoo/京都新聞)

私もその不思議でロマンチックな光景に立会いたかったものです。
 
巣から落ちたとみられる1羽は、目を閉じてあおむけに倒れており、全く動かない状態。すぐそばに、やや尾羽の長いツバメがいて、倒れたツバメに体を密着させるように寄り添って、全身をくちばしでつついていた。

…。5分ほどくちばしでつつく光景が続いた後、死んだように動かなかったツバメが目を開け、…職員が見守るなか、2羽そろって元気に飛び立った。

専門家の話では尾が短い方はメスで長い方がオスだという。ツバメは足が短く、地面に立ち歩く姿も珍しいそうだ。

それにしても、
人は動物のことを、
一体どれだけ知っているのだろうか。

彼らは、人間が想像する何倍もの感情を、その体や脳の大小に関わらず、持ち合わせているのではと思えてくる。

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「夏休み!まるまるアニマル」(NHK総合8/9)という番組では、〔象の道〕という話を紹介していた。

象の群れは、死んだ象が朽ち果て骨となり、そのまま横たわる場所にさしかかると、群れ全員がその骨を、鼻でいとおしくなでまわして行くのだという。

個体それぞれが特有の臭いを持ち、それぞれを識別できるという習性を持つ象は、骨となったかつての仲間さえ認識できる言われているそうだ。

そこには、共に歩んだ道に横たわる死んだ仲間への愛情という感情があるとしか思えない。

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「愛情などの感情というものは、脳という名の体内組織に生じた単なる連鎖的な生理的反応である。」…そんな考えを捨ててしまえば、理解するのは簡単なことだろう。そうすれば、象だろうがツバメだろうが、その体の大きさや脳の重さなどに関係なく“それ”が存在すると言えるからである。“それ”は、生き物の体のどこかに着床しているだけなのだ。

象がその鼻で嗅ぎ分けていたのが“それ”だとしたら、“それ”が着床していたかつての主が死んでいたとしても、まだ残っていたとも考えられる。

だとすれば、愛情などの感情自体も“それ”に付随しているものと言えるかも知れない。“それ”こそが、一番納得のいく答えなのだが…。
2004/08/12…by映太郎

この記事は、
YahooGeoCities版★映太郎の映像批評★
2004/08/12/Log- no0051
≪オスのツバメが懸命に「介抱」≫より移植
posted at 2004/08/12 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報道批評
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