登場人物を殺してしまう人々

2005年01月20日
峰竜太氏と麻木久仁子氏が司会をする「ザ!情報ツウ800」は、いまだにルックルックの臭いが抜けきらない。だが、その番組中で紹介されたランキングにはちょっと笑った。

「ザ!情報ツウ800」
≪火サス殺され役ランキング≫
ドラマ「火曜サスペンス」内での殺され役ランキング。
各役者の順位と回数と殺され方の数々。
(日テレ/2005/01/18放送)

順位と役者名は残念ながら忘れてしまった。
しかし一人の女性だけは可笑しくて忘れられない。

中島ゆたか
元ミスパシフィック1971年度 日本代表
            同 世界第2位

アナウンサーは電話でランクインを報告しインタビューするのだが、電話口でいきなり無理なお願いをする。
 
アナ「代表的な殺され方を演じて貰えませんか?」
彼女「えっ? 今(電話で)ですか?」
アナ「ハイ、お願いします!」
彼女「わかりました、やってみます…。」
彼女「…」了解するがしばし沈黙…。

 しばらくして…。

 テロップ:刺殺

彼女ウッ

 テロップ:射殺

射殺ア゙ッ

 テロップ:絞殺

絞殺ァア゙ァァ

アナ「ありがとうございました。」

まさか電話で殺すとは。

電話で殺す方も殺す方だが、またご丁寧に殺される方も殺される方である。その丁寧さ故に各局ドラマ制作者から依頼が絶えないのかも知れない。

ちなみに、あまりサスペンスドラマを見ない私はいまいちイメージが足りず、名前を検索してみた。

中島ゆたか氏のプロフィール
 株式会社サイプロダクション⇒リンク
    同プロフィールページ⇒リンク

プロフィールの写真と生年月日を見て、かなり…、いえ…、ちょっとだけ驚いた。

 −・−・−・−・−・−

話は変わるが、芸能人ブログでは眞鍋かをり女子のブログがかなり有名だが、私はこのお方のブログを時々覗いている。

≪ビジュアリスト・映画監督の手塚眞のウェブログ≫
 手塚眞の絶対の危機
 「“The Blog”」ブログ⇒リンク

そこでは、大好きな日テレ「ブラック・ジャック」制作現場での様々な苦労話なども紹介されている。そんな中で、先日の記事で触れられたある言葉はとても興味深いものだった。

とにかく人を殺すな!

どこからなのか、そんな指示をされているという。

彼の以前の記事で触れていたのは、番組のターゲット層の低さだった。私のような年齢層が懐かしさから、かなりの大勢が見ていることは想像できる。

しかし、番組のメインターゲットは未就学児童だという。未就学と言えば小学校以前の年齢だろう。その低さにはちょっと驚いたが、その年齢に見せたい番組というコンセプトは、その世代の子を持つ身としては大変嬉しい。

人の命を助ける医者の話とはいえ、時に助けられない無力感も題材にしたいところだろう。

助からなかった母親の話や、自分の恩師を助けられなかった話は、医療が万能ではないことを表している。寿司職人の話でも、“片腕”が亡くなってこその話といえる。

だが一方で、原作では助からないラルゴが救われ、第四話以降新たな登場人物?として参加していた。

それぞれの役どころを“殺す”か“殺さない”かは、たぶん手塚眞氏の裁量であるはずだが、他のマンガではあっけなく人が殺される場面が安易に何度も描かれているではないか。天才医師ブラックジャック同様、手塚眞氏がどれだけ人を殺さずに人の生死を描けるかは興味深い。

 −・−・−・−・−・−

ところで、月曜7時からの「ブラックジャック」が終わると、7時30分からは長寿アニメ番組「名探偵コナン」が始まる。

ちなみに次回の放送は、
1月24日(月)「名探偵コナン」
≪ストラディバリウスの不協和音(前奏曲)≫とのこと。
公式サイトには、この放送が第385話と書いてある。

たまに前後編での放送があり、そしてたま〜に前中後編での放送があるとはいえ、385回の放送で何人の登場人物が殺されただろうか。

見かけは子供向け?!
 中身は…大人向け?!

このどう見ても子供向けの「名探偵コナン」という番組が、本当に子供向けなのかは誠に謎である。一体あの中に登場する少年達はどれだけ死体を見てきたのかが不安だ。

とにかく人を殺すな!

ドナタかのこの指示は、すぐ隣の放送枠で毎週延々と続く殺人ゲーム風な番組コンセプトへの静かな抵抗なのだろうか。

コナンも嫌いではないが、
 私はブラックジャックを応援している。

 −・−・−・−・−・−

「ザ!情報ツウ800」と同じ日の夕方、同局「汐留スタイル!」では、平和で身近なランキングを紹介していた。

おでんダネ人気ランキング
5位…ちくわぶ
4位…こんにゃく
3位…餅入り巾着
2位…たまご

1位だいこん

ランキングのネタが、あまりに日常的すぎるのも面白くなかった。
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posted at 2005/01/20 09:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放送批評
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