盲導犬になったクイール

2004年08月11日
その記事を見つけて、久しぶりに銀座に出かけた。

≪写真で振り返るクイールの一生≫
…ドラマや映画で話題となった盲導犬クイールが活躍する姿を通じて、盲導犬の働きを知ってもらおうという写真展「盲導犬クイールの一生」が銀座松屋(中央区)で開催中…。(産経新聞)

モノクロ写真の中の彼の眼差しはみなとても優しく、完全とも思える信頼に満ち、瞳を見ているだけで癒される。
 
元々犬や猫が好きで、特に表情の豊かな大型犬が好きな私には、彼の優しく見上げる瞳が忘れられない。

≪写真で振り返るクイールの一生≫ クイール写真展チケット
写真家の秋元良平さん(48)がクイールの一生、十二年間を撮った約1万枚のモノクロ写真から二百点を展示している。きっかけは友人の飼い犬の出産を手伝ったこと。そのうち一匹がクイールで、「運命の出会い」だったと秋元さん。やがて関西盲導犬協会に提供されたと聞き、写真を撮り続けた。会場では、クイールが視覚障害者のために働く姿に感動し、老いていく姿に涙を流す人もみられた。
入場料のうち百円が盲導犬の育成や使用者の支援に充てられる。(産経新聞)

今回の写真展、不安通りに緩む涙腺を抑えつつ、絵葉書数枚を手に会場を逃げ出した。そうなることはわかっていたのだが、でも、また逢いたかったのだ。

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盲導犬になったクイール=人間との美しい交歓物語私の所有する写真集のタイトルは、『盲導犬になったクイール=人間との美しい交歓物語』(IPC出版)というタイトルである。
後に出版社が文芸春秋社に変わった為か、現在では絶版のものだ。

この初版写真集を手にしたのは、たしか1991年頃である。彼が元気だった当時の本に、一生という文字はどこにも印刷されていない。

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それにしても…、
一頭のラブラドールが、実際に働いただけでは足らず、本にドラマにまた映画となり、人々の心に残り、盲導犬の存在を知らしめ、そのシステムの普及にどれだけ貢献したかを思う時、「本当にお疲れ様。しっかり休んで、また生まれ変わっておいで…。」と、あのつるりとした頭を撫でてあげたくなる。

「ありがとうね」と…。
2004/08/11…by映太郎

この記事は、
YahooGeoCities版★映太郎の映像批評★
2004/08/11/Log-no0049
≪『写真で振り返るクイールの一生』≫より移植
posted at 2004/08/11 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評
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