キャスターは座ってられない

2005年01月19日
国際的な強盗団のお話。

と言ってもネタ元はどこかで耳にしたジョークである。詳しくは忘れてしまったため、勝手に手を加えた。書いている本人には一応ジョークのつもりなのだが、まぁどちらでもよい。

メンバーは日本人とフランス人とイタリア人。手錠をされたままの三人はそれぞれ別々の部屋に入れられ、刑事の取調べが始まる。

刑事の執拗な取調べに日本人とフランス人はすぐに喋ったが、イタリア人は一向に喋らないと言う。

ここで問題!
一体どうしてイタリア人は何も喋らないのか?
 
ちなみに、最初に罪を認めたのは日本人。次に喋り出したのはフランス人。イタリア人は、釈放されるまで喋らなかったという。

 −・−・−・−・−・−

答えは後回しで話をそらす。

このところ私は、午後7時のNHKニュースが気になっている。なにやらいつのまにか名前も「ニュース7」などと変わっていた。

気になり始めたのは、昨年の“イチロー記録更新”前後の報道だった。スタジオにはイチローの等身大写真が置かれ、記録更新への過程を表すパネルが並び、キャスターはそれらの傍らに立ち説明していた。

「おいおいキャスターさん、
 いつ立ち上がったんだぃ?
 座ったままでは説明できんのかねぇ?」

今までのキャスター達はじっと座ったまま、原稿を淡々と読み上げていたはず。なのに…、どうやらキャスターは進化していたらしい。

その昔、「ニュースセンター9」がNHKニュースのスタイルをがらりと変えた。しかしそれは定時のニュースが変わったのではなく、“定時ニュースの記事を掘り下げる番組”が新たに出現しただけである。有働由美子アナが毎晩登場している10時の「NHKニュース10」は、「N9」の枠がズレただけではないか。

そんな番組が、話題を絞って記事を掘り下げられるのは、定時のニュース枠での最低限の報道があるからである。

そう考える私にとって、基本は7時のニュースである。私がその午後7時に求めていたのは、余計な解説を省いた“新聞の一面のようなニュース”だった。

だがその7時のニュースまでが、最近色々と趣向を凝らしている。もしかして、見るもの聞くものにとってとにかく判りやすいニュースと思ったが、逆なようにも思えてきた。

「じっと座っていられなくなったのは、言葉で説明する自信が無くなってきたからかぃ?」

ふむ、それも有り得る。言葉で説明するだけでは足らず、立ち上がり、あれやこれやとモノを使い、身振り手振りを交えて説明する。

「キャスターさん、
 だから立ち上がったんだね…。」

7時のニュースキャスターまで、身振り手振りが無いと喋れないなんて。イタリア人じゃあるまいし…。

 −・−・−・−・−・−

さて、先の問題の話に戻ろう。

ちなみに、
最初に罪を認めたのは、日本人である。

なぜって…、刑事がまだ何も問い詰めないうちに、「Excuse me.」と言ったという。いやそれぐらいしか喋れなかったらしい。日本人は時に、「I'm sorry.」と「Excuse me.」の使い分けを誤る。ただそれだけのことだ。

余談だが、海外で交通事故などを起こしてしまったら、これらの言葉には気をつけなければならないらしい。時にそれはジョークでなくなるという。

そしてフランス人の場合はというと、

片言しか通じない日本人に懲りて通訳を手配すると、フランス人は喋りだしたという。プライドの高いフランス人は例え外国語を使えても、母国語しか使おうとしない。まぁ喋る内容は関係ないが、文句を言うとしても彼らは絶対母国語しか使わないかも知れない。

では肝心のイタリア人は、
どうして釈放されるまで何も言わなかったのか。

なぜって、手錠をしていて、
身振り手振りができなかったから。
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posted at 2005/01/19 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 放送批評
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