吾輩は猫なのか?その3

2005年01月16日
当ブログの副管理人サスケの回顧録記事

吾輩は猫なのか?
吾輩は猫なのか?その2」のつづき

吾輩は猫なのか?
名前はどうでもいいのだが、映太郎にはサスケと呼ばれている。まだその名前に納得していない。
 
吾輩は猫に非ず その3思い出すのもしゃくにさわる。何もハチミツ欲しくてちょっかい出したわけでもないし、ミツバチを食べようなどとは思ってもいなかったのに、いきなり刺すなんて。あれ以来ミツバチは追いかけないことにした。刺された鼻の腫れだってしばらくして引いた。

だが映太郎のちょっかいは長いこと続くことになる。私の鼻を見る度に笑うのだ。鼻の頭を撫でてはニヤニヤ笑う。
「医者に連れて行ってやったのは誰だ?」
と、言わんばかりであった。誰も医者に連れて行ってくれなどとは頼んでもいないし、ミツバチに刺されたくらいで死にゃあしない。元々我々は自己治癒力が人間などよりもはるかに高いのだ。痛いことは痛いが、(いやそりゃ刺された時は飛び上がるほど痛かったが、)忍耐強さだって犬などとはワケがちがう。我々はキャインキャインなどとは泣かない。まぁちょっと嬉しかったのも事実だが、映太郎には秘密である。治癒力より忍耐力より、何よりも高いのがプライドというものである。プライドが無くなったらオシマイさ。だから嬉しくたって顔には出さない。それが私のポリシーってモンだ。猫はすまして高楊枝!ってモンだろう。

映太郎は車に乗っていた。まーちだとか呼んでいたその車は丸っこくて小さかった。私も何度か乗ったことがあるが、平日はずっとアパート裏に置きっ放しだった。実はその車を一番使っていたのは私なのだ。昼寝するにはちょうどよかった。もちろん鍵を預かっていたわけではないから、屋根の上だけである。だが使い道は他にもあった。

その駐車場はたまにカラスがやってくる。そのカラスたちがやたらとちょっかいを出してきた。運動神経には自信があったし、一度も突っつかれたことなど無かったが、あまり無駄な刺激もしたくなかったので、よく車の下に隠れていた。映太郎は目を突っつかれるだの、かっさらわれるだの、挙句のはてに食べられちゃうだの心配していたが、カラスってのはそんなに怖いモンだったのだろうか。結局いつも車の下で昼寝していた。30分ほど待てばヤツラは待ちくたびれていなくなるのだし…。どうせならミツバチでもちょっかい出せばいいのに。

ところで、私にはカラスなんかより、映太郎の異常なほどの心配性の方がよっぽど恐ろしかった。人がぐっすり寝ている時に限って寝息が静かだとか動かないとかと体中を突っつく。私が鬱陶しくて寝返りを打つとそこで必ず言うのだ。
「生きてた…あぁよかった。死んでるのかと思った。」
カラスなんかよりよっぽど迷惑である。

さて、駐車場で夕方まで遊んでいると、遠くから鍵を鳴らす音が聞こえてきた。
「あっ映太郎が帰ってきた。メシだ飯だ。」
映太郎はいつしか鍵をジャラジャラと鳴らしながら帰ってくるようになった。〔鍵の音⇒ご飯〕と、なんだかそんな関連付けをしっかり刷り込まれてしまったから、ジャラジャラって音が聞こえると同時に走り出していた。

そういえば、ぱぶろふ博士はどうして猫を使ってくれなかったんだろう。猫嫌いだったのだろうか。猫はヨダレなんて垂らすほどだらしなくないから、実験は失敗に終わっただろうな。

映太郎博士の鍵の音は、アパート近くのどこで遊んでいても聞こえてきた。映太郎もそのうちアパートの何百メートルも手前から鳴らすようになっていた。たまに遠出した時など、アパートから何ブロックも離れたところで合流することもあった。腹ペコの時はちょっと嬉しかったりもしたが、そこはほれ、猫はすまして高楊枝というモノ。顔には全く出さない。とはいえ尻尾の動きでバレバレだったかも知れないが…。

まぁとにかく、
猫はすまして高楊枝!
これが今日の格言である。
つづく
posted at 2005/01/16 05:56 | Comment(7) | TrackBack(0) | 吾輩非猫
この記事へのコメント
サスケちゃんも笑いますか(^-^)
うちのけいぞうも耳の中を撫でるとニヤニヤしますよ。
嘘じゃないです!!!本当に笑うんですよ♪
最近になって気がついたんですけど。

そうそう。寒かったせいか?ボケけいぞうが
バスマットにう○こをやらかしまして(苦笑)
それでも家族なんで、せっせと片しました。
介護のような状態です( ̄▽ ̄;A
Posted by つなみ at 2005年01月16日 11:24
>つなみさん、ハジメマシテ!!
ニヤニヤしてたのは、映太郎の方ですよ。ヤツはいつもニヤニヤしながら私をいじくります。私はニヤニヤなんて顔は映太郎には絶対見せません。絶対!

私もバスマットにうん●します。アテツケにしてやります。トイレ掃除してくれない時もありますからね。

アテツケのつもりはなくても、毛でう●こが繋がってしまい切れが悪いときには、バスマットやカーペットでお尻拭きます。

たまにその光景を映太郎に見つかるんですが、歓声上げながら見てます。その姿がよほどおかしいらしくてね。映太郎はその姿を映像に撮るなんてほざいてます。
Posted by サスケ at 2005年01月16日 16:15
>コラッ、サスケ!
勝手にコメントに返事出すなっちゅうの!
Posted by 映太郎 at 2005年01月16日 20:10
>つなみさん、こんにちわ!
やはりバスマットですか…。
サスケもバスマットにします。ご丁寧にちゃんと毎回くるまれてます。お陰でじかに踏むことはありませんが、バスマットと玄関マットはちょっとでもめくれてるときは要注意です。
Posted by 映太郎 at 2005年01月16日 20:14
>映太郎さん
バスマット。全く同じで包まれています(笑)
なので、やられた時は一発で分かるんですよねぇ・・・。
見ているときでもやられる事があって
追いかけて拭くか黙って見てるんですけど
見ている時は大概、一生懸命隠そうとしてるので
怒るに怒れないという( ̄▽ ̄;A

>サスケ君
こんにちは♪たまには映太郎さんに媚びるのも悪くないよ(笑)
もしかしたらワンランク上のディナーが出てくるかも(^-^)
...にしても、君たちのやることって
本当に気ままで不思議。これからも笑かしてチョーダイ。
けいぞう共々長生きするんだぞ!!!


Posted by つなみ at 2005年01月16日 22:24
>つなみさん、またまたどうも!
いざ目の前でやられると、あまりの光景に手が出ませんね。気がついたところでもう手遅れですし…。

たまに毛玉を吐く時は慌てて紙とか新聞紙とか探すんですけど、一度思わず手の平を出してしまった時があります。その手の上に見事に吐いてくれました。

結局叱ることはできませんね。たっぷり愚痴は言わせてもらいますがね。
Posted by 映太郎 at 2005年01月16日 23:54
>つなみさん、ウニャニャ!
私はあと30年恩返しするように命令されております。おまけに粗相する度にの伸びるんです。

あと70年ほどすれば尻尾の先が3本に分かれることと思います。そしたら何百年でも奉公できるんですけどね。
Posted by サスケ at 2005年01月16日 23:59
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