一事が万事の例文

2004年08月13日
2004年8月9日、
関西電力美浜発電所通称美浜原発にて、前代未聞の高温蒸気噴出事故発生。

その事故から湧き上がる不安を増長させるのは、「一事が万事」という一つの言葉。

≪一事が万事≫
わずか一つの行為や事柄から、他のすべての行為や事柄が推察されることにいう。

その言葉が当てはまる状況例

ある新入社員がもし出社初日から遅刻したならば、
「ヤツはこれからも遅刻するな、
 きっと…、いや絶対…、間違いない!」
そんな風に疑われても仕方がない。

そんな時必ず上司は付け加えるだろう。
「一事が万事って言うだろう!」…と。

もっとわかりやすい状況例が、身近な世間にいくらでも存在する。

ある乳製品会社が、
 牛乳一本で製造月日を改竄したとしたら、
  牛乳すべてがあてにならない。

ある自動車会社が、
 部品一個で欠陥箇所を隠蔽したとしたら、
  部品すべてがあてにならない。

ある温泉観光地が、
 旅館一軒で温泉成分を偽装したとしたら、
  旅館すべてがあてにならない。

 −・−・−・−・−・− 

以前茨城の核施設で起きた臨界事故にしても、事態がもっと深刻だったら関東一円が壊滅的被害を被った可能性だってあったというではないか。

「放射能に関係する部分ではありません…」とか、「近隣住民に危険はありません…」とか、「検査が若干甘かっただけです…」とか、そんな具合にノタマっておられるようだが、本当にそれだけのことと思っているのだろうか。

たかが水蒸気一つ

まともに管理できない人々…

そんな人々が放射能を管理していること自体、どれだけ恐ろしいことか?

「もし、
 自動車メーカーが信用できなくなった時、
 どうすればいいのですか?」

「他のメーカーを選ぶことです。
 車を買い換えればいいでしょう。」

自動車の場合はそれで済む。しかし、

「もし、
 自国の核施設の安全性が信用できない時は、
 どうすればいいのですか?」

「・・・・・」

「たかが鉄道の運行時刻にまで、これほど厳格な国も珍しい」と評されていた国なのに、「もっとも安全性を求められる核管理において、これほどずさんなお国も珍しい」と評されても否定できなくなっている。

 −・−・−・−・−・−

先の質問の回答が無いわけではない。

「もし、
 自国の原子力政策が信用できない時は、
 どうすればいいのでしょうか?」

「ドイツに引越しなさい!」

最近ドイツでは、脱原子力エネルギーが進んでいるというではないか。
posted at 2004/08/13 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想
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