蟻に学ぶサボリのススメ

2004年08月04日
サボりがちの人には朗報という記事をみつけた。

≪アリのエサ集め研究結果≫
秀才ばかりの集団では、組織の生産性は低下する。
アリの社会では、エサ集めの下手なアリが集団内にいた方が、優秀なアリだけの集団よりもたくさんエサが集まる。

大阪府立大大学院工学研究科の西森拓助教授らがアリの行動をコンピューターでシミュレーションしたところ、そんな結果が出たという。研究の成果は札幌市で開かれた日本動物行動学会で31日に発表されたらしい。

遊びのスケジュールばかりが気になる人間には、とても心強い研究である。
 
アリはエサを見つけると、巣への帰り道に目印になる物質(フェロモン)を塗りつけ、他のアリはこの目印を触角でたどってエサ場に向かう。

西森さんらは、目印に敏感なアリと感度が悪いアリの行動をコンピューターで再現。すると、感度の悪いアリがいる集団の方が、エサを効率よく集めた。

優秀なアリは目印を忠実に追うため、エサを効率よく集めるが、目印に固執するあまり、新たなエサは発見しにくかった。

一方、鈍いアリはうろうろすることで、エサを発見するチャンスが高まるらしい。ただ、実際にエサを集めるのはほとんどが秀才アリだった。

営業マンがサボりがてら喫茶店に入ったら上客と出くわしたなんて風景が浮かぶが、そんな陳腐な想像にはちと無理がありそうだ。とはいえあながち嘘でもなさそうな気がする。

西森さんは「特に状況の変化が著しいときには、人間でも手堅い秀才ばかりでは駄目なのかもしれない」と話している。
(2003/11/01/YahooNews/読売新聞)

物事あまりに真剣過ぎるのも考え物ってことか。
何事にもバランスが大事とは言うが、常に程々にチカラを入れ程々にチカラを抜くことも必要なのだろう。“真面目に真っ直ぐ真っしぐら”だけでは進まない時もあるかも知れない。

日本人は突拍子もない発想や画期的な発明が苦手だと言われている。まじめな人間ばかりでは、“劇的な発想の飛躍”もすれ違っているのだろう。

なにげない記事が、“気楽に働くススメ”に思えてくる。
posted at 2004/08/04 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報道批評
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