ボレロなジルベスターの翌日

2005年01月01日
光陰矢のごとし…

≪秒読みボレロでジルベスター≫
テレ東と東急が渋谷東急Bunkamuraで、大晦日のお洒落な企画を毎年続けている。…。
それにしてもボレロとは…、
記事⇒リンク
…そんな記事を書いたのは、もう昨年のことである。

時の経つのは誠に早いものだ。
昨年のことを忘れぬうちに、そのカウントダウンの感想を記しておきたい。


≪東急ジルベスターコンサート2004−2005≫
実際の生放送を見るとやはりドキドキしてきた。
そして肝心なカウントダウン曲、ラヴェル作曲のボレロが始まった。 
 
しばらくすると、オーケストラ後方上段の小さなステージに一人の男性が登場する。徐々に盛り上がる単調な曲にあわせた優雅な動き。バレエの西島千博氏はダイナミックに踊りはじめた。

大きな腕時計を何度も見ては腕を振りまわしている。
「巻け!巻けー!」と煽っているような振りつけだった。

 −・−・−・−

残り1分を切ると、単調で単調なその曲もがらりと雰囲気を変えていく。

32、31、30、29、…
「ボレロって、ここからまだ30秒もあっただろうか…なんだかちょっと早すぎるような気が…不安になってきた…。」

だが、
ラスト寸前に不安は反転した。

5、4、
「え?…これで終われるの…?」

3、2、
「えぇぇ?…時間足りなくない…?」

1、ゼロ!ジャーン♪そしてパァーン!と花火。会場は喝采に包まれた。最後の音と花火はほとんど同時だった。

「大野さん…、少し端折ってない?」

 −・−・−・−

演奏直後、
指揮者大野和士氏が早口にコメントしていた。

「途中まで随分冷静だったんですけどね、最後の59分57秒…最後の3秒ぐらいはですね、今年も目の前がまっ白になりましてね、もう祈るばかりでしたね。」

ちょっと慌てたらしい。最後の最後、ほんのコンマ5秒ぐらい端折ったように思えたのだが、気のせいではなかった。

それでもそのエンディングは私には理想的なものだった。最後の音は、花火とほとんど同時だった。終わり方としては完璧かも知れない。
 
−・−・−・−・−・−

それにしても私は涙腺が弱い。
演奏が終った瞬間涙がこみ上げてきた。この感涙は一体何なのだろう。一生懸命に、ただ誰かを喜ばせようと何かに打ちこむ姿に心打たれたのだろうか。それとも指揮者に感情移入していたのか。

ただでさえピンと張り切った琴線がその瞬間プチンと切れたようだった。ティッシュを取りテレビを見ると、指揮台にかけ寄る司会者の大江麻理子氏も泣いていた。

おいおい、
こんなんで泣くなよ!
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posted at 2005/01/01 03:25 | Comment(2) | TrackBack(1) | 放送批評
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。
どーぞ、今年もよろしくです。

ジルベスタを見損ねてしまいました。残念!
気が付けば年が変わっていた感じです。
何か実感の薄い今日この頃…。
Posted by KAN at 2005年01月01日 16:52
>KANさん、
あけましておめでとうございます!

いつもいつも、
“なんとな〜く”な大晦日は私もです。

今後とも、
どうぞよろしくお願い致します。
Posted by 映太郎 at 2005年01月02日 02:05
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