A LONG VACATION

2006年03月06日
 このアルバム、もう発売から20年経ったのかぁ。

A LONG VACATION 20th Anniversary Edition by 大滝詠一A LONG VACATION
20th Anniversary Edition

by大滝詠一

 てか、20年目のアニバーサリーアルバムが2001年発売ってことは、おいおい、いまや25年も経つわけだ。

 楽しき日々過ぎるも早く、過ぎ去りさらに遠ざかるのもまた早し…か。
 
 実はこの処、結構ハイエンドローの繰り返しでかなり不安定な状況である。

 忘れていた事を色々と思い出しては途轍もなくハイになり、知らなかった事を不意に知っては途方もなく深く沈み込んだ。

 どうせならどっぷり浸かってみようかと、ふとこのアルバムのジャケットが見たくなり、記事ネタに選んでみた。



 あれは1980年の夏の日、大滝詠一のあのアルバムが発売される前の年、私はア・ロング・バケーションで稚内にいた。

 当時同じ宿にいた一人が、ホンダのCB400に乗って来た。アイツ、名前何ていったっけなぁ。うぅぅ、名前が出てこない。来年は絶対CB750に乗ってくるからなんて言ってたっけなぁ。

 翌年の1981年。彼はまさしくCB750でやって来た。たしかアイツが、発売されたばかりのこのアルバムのテープを持ってきて、薄暗いロビーで毎日のように掛けていたっけなぁ。お陰であっという間に耳に染み付いちまったものだった。

 ロビーの天井にびっしりと貼り付けられた期限切れの周遊券。その隙間という隙間に書き込まれた数々のメッセージ。

 二日酔いの常連客たちがまどろむロビーを、忙しく走り抜けるバンダナ頭のスタッフたち。

 今思えば、相当忙しいはずだったのに、いつも明るく接してくれていたっけ。

 誰かが抜海行った事ないと言えば、そんじゃみんなで行こうと誘い合い、誰かが丘の上の遊園地に行こうと言えば、みな揃って遊びに行っていた。

 夕方になると、みなでぞろぞろと駅前に繰り出し、稚内駅で表向きにはコソコソと、でもほとんどあからさまに客引きしたっけなぁ。

 ふと改札から現れる懐かしい顔。「おお」「おお」と叫び合い、「やっぱ今年も来ていたか」「いやぁそっちこそ」と笑い合い、一年ぶりの再会に抱き合って喜びあったっけなぁ。



“風の宿かわばた”のあの常連たちやスタッフたちは、みなどうしているのだろう。

風の印民宿 かわばた
 風の宿 かわばた
  WINDS INN KAWABATA

 ハイ、私、ジャマイカは、どうにか元気です。
posted at 2006/03/06 06:21 | Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽批評
この記事へのコメント
えらいまた懐かしいCDが出てる〜〜〜。
と、はしゃいでしまいました。
自分が昔々TSUTAYAでバイトしてた頃
ちょうど店内でガンガンかかってましたから。

大滝詠一のアルバムといえば
ナイアガラカレンダー持ってたな〜。
ナイアガラトライアングルV0l.2から
佐野元春や杉真理に流れて行っちゃったけど。(笑)

内容が思いっきり青春してるんですけど
もしかして映太郎さんも
バンダナにバイクだったとか・・・。
Posted by Ageha at 2006年03月08日 17:13
>Agehaさん、毎度です。
実際あの当時、このアルバムは特に好みでもなければ毛嫌いしてたわけでもないんですが、テープ持ってきたファンに、すっかり洗脳されてしまいました。

で、じつはもっと恥ずかしい事実が…。
私、初めて北海道に行った1980年だかの夏、札幌で不意にホームシックになってレコード屋に立ち寄り、そこで買ったのがジューシー・フルーツのアルバムでしたな。たしかウォークマンで聞く為に泣く泣くカセットテープ版を買ったのでした。

でベンチシート♪
でベンチシート♪
でベンチシート♪

うぅぅ、まずいな。変なフレーズがリフレインし始めちまった。
Posted by 映太郎 at 2006年03月08日 22:22
>Agehaさん、追伸です。
ちなみに私、当時はバイク乗れませんでしたので、馬鹿デカイバックパックを背負った新興カニ族でした。
Posted by 映太郎 at 2006年03月08日 22:24
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