死神の精度―伊坂幸太郎著

2009年12月23日
 12月23日、こんな本を読んだ。

死神の精度―伊坂幸太郎著/文藝春秋―文春文庫 
 
  死神の精度
   ― ACCURACY OF DEATH ―

 伊坂幸太郎著
 文藝春秋/文春文庫
 ・死神の精度 ・死神と藤田
 ・吹雪に死神 ・恋愛で死神
 ・旅路を死神 ・死神対老女
 
 @CDショップに入りびたりA苗字が町や市の名前でありB受け答えが微妙にずれていてC素手で他人に触ろうとしない――そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。(裏表紙紹介)


 この方の作品、以前から興味はあったもののどうにも手が出なかったのだが、先日自由が丘書店巡りの際に探していた本が見つからず、その果てに焼け買いした数冊の中の一冊だった。
 


 ところで、本ってモノはあまりに期待が膨らみ過ぎるのもまた複雑だと思った。

 期待しすぎたせいか、最初の一編のあまりにあっさりとした展開とあっけなさ、そして想像を裏切る中途半端なクールさに少々がっかりして落胆しかける。ただ、結構好きな部類の話にさらに少しだけ期待しながら読み進むうち、それらは連作短編の一編一編としてのバランスからのものと知る。

 まぁネタバレになるから云いにくいのだけれど、そうかそうだったのかと、最後の最後にしっかりと持ってきてくれたのには、さすがに“いいね、いい感じ、堪らんよこれ”とニヤついてしまった。

 で、ところで、てか、でも、やはり、ふと思う。
 あぁぁ…、映画「ベルリン・天使の詩」が観たくなってきた。ついでに映画「アンジェラ」も観たくなってきた。おまけに映画「ベルリン…」の続編ともいう話の映画「時の翼にのって」が観たくなってきた。あぁぁ。

200912231543
posted at 2009/12/23 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評
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