イン・ザ・プール―奥田英朗著

2009年11月27日
 11月27日、こんな本を読んだ。

イン・ザ・プール―奥田英朗著/文藝春秋―文春文庫  イン・ザ・プール

 奥田英朗著
 文藝春秋/文春文庫
 ・イン・ザ・プール
 ・勃ちっ放し
 ・コンパニオン
 ・フレンズ
 ・いてもたっても

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖、……訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か? 名医か、ヤブ医者か?(裏表紙紹介)


 誰かが読んでるとかって聞いていたのを忘れた頃に本屋で何気なく見かけ、ふ〜ん、これかぁと思いつつ何気なく購入。だがいざ頁を開いてみれば、ふ〜んどころか、心の裡で何度も頷きながら、あっという間に読み終えてしまう。
 
 後半の「いてもたっても」を、“いたたまれず”に読む。
「甘いな、こいつ、オラこんなもんじゃ済まないレベルだぜ!」と、どこか張り合う気持ちを抑えながら。

 OCD症候群、要するに強迫症の一症状である確認癖である私は、鍵がちゃんと掛ったかをドアノブ回して確かめ、マンションの入口出た辺りで「俺、ちゃんと鍵掛けたっけな…」と不安になって玄関前までまた戻り、再びドアノブ回して確かめる重症レベル。毎度毎度出掛ける度にドアを無用にガチャガチャと何度も回す為、以前住んでいたボロアパートでは、ドアノブを一個交換する羽目になっちまったのであった。

 笑うに笑えない話に、笑えぬ己を笑う。誰もが一つくらいは頷きながら読むのだろうか。

200911270722
posted at 2009/11/27 07:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評
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