しあわせのねだん―角田光代著

2009年12月01日
 12月1日、こんな本を読んだ。

しあわせのねだん―角田光代著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
 
  しあわせのねだん

 角田光代著
 新潮社/新潮文庫
 
 最新の電子辞書にえいやと24000円を払ったら、品物と一緒にうたぐりぶかい自分がついてきた。アジアン定食8NZドルで寛容に触れた。人助けにと出した1000円には今も怒りが収まらない。生きていれば自然とお金は出ていって、使い過ぎればサイフも気持ちもやせるけれど、その全部で私は何を買ったことになるんだろう。家計簿名人のカクタさんが、お金を通して人生の謎に迫る異色エッセイ。(裏表紙紹介)


 角田光代氏の創作作品はどうも手が出ないのだが、エッセイには結構ハマっている。なんなんだろう、この方の不思議なスタイル。
 
 彼女には大変失礼ではあるけれど、やる事なす事そして語る事(エッセイの文章として)のすべてが、時におかしく、時にアホらしく、時にバッカじゃなかろかレベルで、時にこの人大丈夫かな…ってな具合なのだ。

 で、そう思いながらも読み進むうちにふとそれらが、時に可愛く、時に愛おしく、時に世話までしたくなるような気分になってくる自分に気付く。私ゃこういうタイプの女性に弱いんだろか。結構好きかもしれない、この手の女性。

 まぁ実際に面と向かって話をするとしたら、またそれもかなり異なるんだろうなぁとも思うが、なんせ作家だし。とはいえまったく不思議なお方。

 書棚の肥しになりつつある「対岸の彼女」でも開いてみっかな。

200912010617
posted at 2009/12/01 06:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評
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