マツケン忠臣蔵の心意気

2004年12月14日
時代劇を見て思わず泣いてしまった。

普段はほとんど時代劇など見ないのだが、最終回と聞いてつい見てみるとテレ朝の異様な意気込みに負けてしまった。

テレビ朝日開局45周年記念企画
「忠臣蔵」(2004/制作テレビ朝日/東映)

出演・松平健  ・伊東四朗
  ・津川雅彦 ・北大路欣也
  ・江守徹・橋爪功・沢村一樹

脚本   ・古田求
監督   ・斎藤光正 ・藤岡浩二郎
     ・杉村六郎 ・吉田啓一郎 ・橋本一
音楽   ・中村幸代
企画   ・岩永恵(テレ朝)  ・加藤貢(東映)
制作統括 ・早河洋(テレ朝)  ・福湯通夫(東映)
プロデューサー・田中芳之(テレ朝) ・横塚孝弘(東映)

・山崎裕太・寺田農・志村東吾・遠山俊也・真砂皓太・安藤一夫・宇梶剛士・羽場裕一・大出俊・梨本謙次郎・寺島進・村井克行・佐野浅夫・永島敏行・要潤・冨田翔・北原雅樹・石丸謙二郎・櫻井淳子・野際陽子・田中好子・中原丈雄・片岡鶴太郎・春田純一・松重豊・大路恵美・榊英雄・夏八木勲・大家由祐子・高橋元太郎・藤田まこと・金田明夫・前田亜希・戸田恵子・平泉成・村上弘明・高橋長英・中山忍・萬田久子・前田愛・菅田俊・濱田万葉・池上季実子・河原さぶ・西田健・浅利香津代・矢沢心・高知東生・山下徹大・渡辺大・美保純・石立鉄男・伊東貴明・循真由子


討ち入りを目前にして、大石内蔵助(松平健)は瑤泉院(櫻井淳子)を訪ねる。他家へ出向くために暇を願うと申し出るが、その本心を知らずに瑤泉院や戸田局(野際陽子)は内蔵助を裏切り者と詰め寄る。亡き主君浅野内匠頭(沢村一樹)への最後の焼香をも許されぬまま内蔵助は討ち入りへと向かう。

内に秘めた志を隠し通したがゆえ最後のお参りも許されず、それどころか裏切り者扱いまでされたまま瑤泉院の元を去る内蔵助の姿に思わず涙してしまった。不覚である。

はるか昔から語り継がれてきたこの物語が、人の心日本人の心を鷲つかみにして放さないのも、みなこの大石内蔵助の姿に惹かれるからなのかと思えてくる。

この物語には、
かつての人々の尊き“武士道精神”が映りこんでいる。

“武士道精神”を持っていた過去の人々と同じ日本人だからこそ、この物語に惹かれるのか。それとも、この“武士道精神の物語”を何世代も見てきたことが、“武士道精神”に惹かれる日本人となり得た理由なのだろうか。

卵が先か鶏が先か…。
どちらとも言い切れないが、番組の宣伝文句の冒頭の一文にはその時代の“武士道精神”の背景について書かれていた。

 賄賂が公然と横行し、
  武士道がもはや時代遅れと軽視された時代…


あの時代、すでにその精神は廃れようとしていたらしい。だとすれば語り継がれたこの物語が、その失いかけた“武士道精神”を改めて日本人に浸透させていったと考えるのも無理な話ではなさそうだ。

 −・−・−・−・−・−

それにしてもこの“マツケン忠臣蔵”、
 いつのまにかこそこそと始まっていた。

ブラックジャックの放送開始に興奮しすぎたせいか、単発の特番と勘違いでもしてしまったのか、帯で放送されているとはつゆ知らずに最終回となった。

まさしく不意を付かれ、討ち入りの晩まで隠し通された瑤泉院のような気分である。
改めて調べてみると驚くほどの豪華キャストにも目を見張った。

テレビ朝日も45周年となるとかなりの力を入れていたということだろが、その割にはあまり宣伝されていなかった気がする。時間帯にしてもどうして帯放送が7時台だったのかとちょっと不思議だ。ある意味ゴールデンには違いないが、もう少し落ち着いた別のゴールデンでもよかったと思う。

 −・−・−・−・−・−

ところでラスト直前、敵の首を高らかに掲げ行進するシーンを見ていた私はふとあるCMを思い出した。

「あっ!炭火焼肉の人だっ!」

ハムの人”が最近あまり見えないと思ったら
  今度は“炭火焼肉の人”が…?

ちなみにあの“炭火焼肉の人”、要潤さんという名の役者さんらしい。
その名前、なるべく覚えるよう心がけるがそれまでは“炭火焼肉の人”ってことでお許し願いたい。
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posted at 2004/12/14 04:14 | Comment(0) | TrackBack(3) | 放送批評
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