憂鬱と言う名のロックバンド

2005年12月18日
 映画「フィアレス」の後味がいまだに消えない。まぁ厳密に言えばあえて浸っていたいのかも知れんが…。

 で、頭から離れない“そのシーン”のBGMをあらためて聴きたくなり、CDラックに引き篭もっていたそのバンドのそのアルバムを引きずり出してきた。

I want to run
I want to hide
I want to tear down the walls
 that hold me inside
I want to reach out
 and touch the flame

Where the streets have no name
Joshua Tree by U2

 ふむ、“U2”ってもしかして“ウツ”なのか?…彼らの名前が“鬱”とも“憂鬱”とも思えてくる。

 Oh,You too? Yes,me too! ・・・・・。
 
 歌詞カードをじっくり読んでみると、その言葉は“理由なき憂鬱にもがき苦しむ者”の密かな願いとも静かなる叫びとも聴こえてくる。美しくこだまするあの不思議なギターの音色とシンプルな旋律に、そんな歌詞が込められていたとは。

 歌詞カードもライナーノーツもあまり読まない性質だが、今となっては少々後悔が湧き上がる。とはいえメロディが聴きたかったり、“そんな想い”ではない時にいくら曲を聞いたとしても、詩なんてものは耳にも入らないだろうし、読んだとして何も感じないことだろう。

 歌なんて、“そんな時”に“そんな歌”を耳にしてこそ初めて“そんな意味”が“そんな状態の身”に染みるものである。

 ところで、その“名も無き道”とは一体どういう意味なのだろう。訳詩がしっくりこないので私なりに勝手適当に訳し直してみるが…。


 どうせなら逃れ出したい
 許されるなら隠れていたい
 だが同時に 我が身を閉じ込める我が心の壁を
 できることなら私だって打ち崩したいのだ
 叶うなら私だって 自ら輝いてもみたいのだ
 どこか見知らぬ地でならば…
 道にさえ名も無き そんなどこか見知らぬ場所でならば…
映訳

 歌詞カードと大して変わらんかった。判ったようでやはり肝心な部分がイマイチ判らん。曖昧な歌詞ほど感情移入しやすいとも言えるが、気になりだすと余計に気になる。

 まぁそれにしてもそんな“名も無き道”なんて道、日本にもあるのだろうか? ただ単に名前のない道ならそこら中にあるのだが、あの彼らがそんな道を歌にするとも思えない。

 彼らにとっての“その道”とは一体どこのことなのだろうか。無性に知りたくなってくる。
posted at 2005/12/18 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想
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