日本妬み中国怒る米国製サユリ

2005年12月09日
 まさかそのキャッチコピーのように日本人が妬むとは思わないが、やはりどう考えてもそのキャスティングはおかしいだろ?

 何か勘違いしてるんじゃねぇのか?

「さゆり」上 文春文庫 アーサー ゴールデン著 小川高義 訳 「さゆり」下 文春文庫 アーサー ゴールデン著 小川高義 訳ニッポンが嫉妬するJAPAN…SAYURI

主演 チャン・ツィイー
サイト⇒リンク

 世の日本人は一体どう思っているのだろうか。どこかおかしいのではと、どうして口にしないのだろうかと考えていたら、なにやら過剰に反応した人々の声が隣の赤い大国から聞こえてきた。

 そちらの声はどうも嫉妬どころではなさそうである。
 


 記事を見つけて思わず吹き出してしまった。

ゲイシャ映画「SAYURI」の主役めぐり大論争
 =中国のネットで

―AP通信によると、今月10日に日米同時公開される映画「SAYURI」(原題:「メモワール・オブ・ア・ゲイシャ」)は、ハリウッド映画として初めて、アジアのトップスターが主役級を占める多額の予算を投じた作品だ。しかし、主役の日本の芸者役を中国の人気女優チャン・ツィイーが演じるため、公開前から中国では非難の声が上がっており、日中間の歴史的緊張に、火に油を注いだ格好。映画制作者は、役者の選択が正しかったことを説明しなければならない事態となっている。(ライブドア/AP/2005/12/08 15:53)

 どうしてそっちで反応するかなぁ、まったく。そういう問題だけには敏感なそのお国柄、どうせなら著作権問題にも向けて欲しいものである。


 ところで、すっ惚けの勘違いをしたハリウッド監督がかつても一人いたっけか。2005年7月、映画「アイランド」公開に先駆け報道されたマイケル・ベイ監督のインタビューがまったく笑えるものだった。

「チャン・ツィイーは日本人?」
 ―ハリウッド一番のヒットメイカーがカン違い

 ハンサムでお金持ち。しかも40歳という若さながら独身だというマイケル・ベイ監督は日本がお気に入りのようで、自宅もすべてアジアンテイストだと日本好きをアピールする。しかし、日本人で注目している俳優はだれかの問いに口ごもり「チャン・ツィイー、彼女はいいね。え? 彼女はチャイニーズ? そうか残念だったな(笑)」と悪びれる様子もなく答えた。(YahooMovies/2005/7/22 13:16)

 こんな記事を書いていると、テレビではフジ特ダネの秘蔵っ子笠井アナが「SAYURI」の監督にインタビューしていた。

 「日本人の女優からはどうして選ばれなかったのでしょうか?」

 その問いに監督は答える。

 「容姿、踊り、語学力、すべてを総合的に…」

 そうは言っても、結局は英語力が一番ネックになっているのだろう。ハリウッド映画の中で、英語米語を問題なく話せる日本人女優は今のところ居ないらしい。

 「英語でしゃべらナイト」に凱旋出演していた工藤夕貴の地団駄が聞こえてきそうである。嫉妬しているニッポン人とは、もしや彼女だけだったりして…。



 さて、まったく関係はないのだが勘違いつながりということで、私はどうしてもあの歴史的なイベントを思い出してしまう。

 日韓共同開催サッカーワールドカップ。

 私は密かに疑っていた。いや、今でも私は疑っている。あの共同開催、何か変な組み合わせがどうも怪しい。どうして日本と韓国が共同開催するハメになったのだろうか。

 韓国と北朝鮮が共同開催するならまだ納得ができたのだ。元々は一つの国でありながら不幸にも分断され、長く国境を挟んで睨みあっていた同一民族の二国が、ひとつの大きなイベントで結ばれる。考えてみればそれは歴史的にもとてつもないことになっていたはずである。

 まぁ北朝鮮の国力を考えれば実際には無理なことだと判りきったことではあるのだが、意義としては十分あり得ることである。

 だがなぜか海を挟み、民族も異なる日本と韓国が共同開催することになった。

 あの組み合わせ、何か誰かの勘違いがあったとしか思えない。

 欧米諸国の、それもアジア諸国に疎い人々なら朝鮮半島南北共催と、日韓共催を勘違いするくらいありえる話であったのではと私は疑ったのだ。日本と韓国が同一民族だと思っている関係者がもしや居たのではなかろうか。

 まさかとは思うが、決定していくらか月日が経った頃、分断してたのって日韓じゃなかったっけ?あれ?違うの?…なんてほざいた関係者もいたのではと真剣に疑っている。

 世界地理などまったく苦手だった人間には、ヨーロッパのどことどこが分断したとか、どことどこがくっついたなんていまだにさっぱり判らぬ。西と東のドイツならまだしも、イングランドとアイルランドの関係もイマイチはっきりしていないくらいだから、同様に日韓と朝鮮半島の南北二つの二国関係の区別がつかなかったFIFA関係者がいたっておかしくないであろう。

 いまさら誰も口にできるわけないだろうが、もしや誰かが勘違いしていたのではと、いまだに疑っている。



 我々アジア人が、アメリカ人とイギリス人とフランス人の区別がいつまでたっても付かないように、欧米人だって日本人と韓国人と中国人の区別はやはりいつまでたってもつかないはずである。そう考えれば…。

 やはり怪すぃ。…まったく怪すぃもんである。
posted at 2005/12/09 10:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報道批評
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