シュレックとルトガー・ハウアー

2004年11月13日
「シュレック」を放映していた。

レンタルではどうも見る気にならないが、テレビなら見てもいいかぁ。そんな“評価レベル”がある。あくまで“食わず嫌いレベル”、もしくは“食わず好みレベル”である。

日テレ金曜ロードショーで放映とあって何気なく見てみると、“レンタル未満テレビ以上”の「シュレック」のそのレベルは若干ポイントを上げた。ふむ、これなら借りてもよかったな。

とにかく浜ちゃんの声と関西弁が不安だった。あの体型にあのカン高い声は違うだろうと思いつつも、結構馴染んでいたのが不思議だ。おまけにこんな内容だったとは、全く知らなかった。

「シュレック」
 (2001アメリカ)
監督
・アンドリュー・アダムソン
・ヴィッキー・ジェンソン
出演
・マイク・マイヤーズ(Shrek)
  …「オースティン・パワーズ」
・キャメロン・ディアス(Princess Fiona)
  …「チャーリーズ・エンジェル」
・エディ・マーフィ(Donkey)
  …「ビバリーヒルズ・コップ」

 詳細をみる⇒gooMovieSite「シュレック」

  −・−・−・−・−・−

それにしてもこの“魔女の呪い”という話。色々なお伽話に登場するが、以前見た映画のモチーフにもなっていた。私の大好きなルトガー・ハウアーが登場する「レディホーク」である。

ルトガー・ハウアーといえば、SF映画「ブレード・ランナー」のエンディングでハリソン・フォードを助けた後、詩のような一節の台詞を詠んだあとに死に往くレプリカント役のあの人だ。

「レディホーク」
(1985アメリカ)
監督
・リチャード・ドナー
出演
・ルトガー・ハウアー
  …「ブレードランナー」
・ミシェル・ファイファー
  …「バットマン・リターンズ」
・マシュー・ブロデリック
  …「GODZILLA・ゴジラ」

 詳細をみる⇒gooMovieSite「レディホーク」

実際この二本の映画は、話の本筋がそれほど似通っているわけではない。物語の中の呪いのエピソードが重なっているだけである。映画「シュレック」を見て「レディホーク」を思い出した私の中では、二本の映画はいつのまにかトラックバックで繋がっていたということだ。

  −・−・−・−・−・−

映画、演劇、小説、オペラ、…。
様々な芝居のストーリーは、ギリシャ神話の中に原点があるという。
ギリシャ神話を元にしているのではなく、すでにギリシャ神話の中ですべては語り尽くされているという意味だ。

どっちが先だとか、誰がマネしたなんて次元ではなく、すべての筋書きの余分なものを削ぎ落とすと、数えるほどのパターンに絞られるだろうといった話である。

だが、それでも人は様々なスタイル、タッチ、演出ひとつで、同じモチーフのストーリーを何度でも楽しめる。同じ素材を別のコックが全く違った料理に仕立てるようなものだろう。

  −・−・−・−・−・−

さて、
フィオナ姫が魔女の呪いの話をする時点で、呪いの表裏は見えてしまった。エンディングで呪いが解けるとやはりと思ってしまったが、それでもがっかりはしない。いい話ではないか。モノの本質はそのモノの姿、形、その見かけには何も左右されない。

例え同じモチーフだとしても、そのストーリーがどんな形で映像化されようと、その本筋は何も変わらないことと重なってくる。それがわかっていても、エンディングがバレていても、あらすじをすべて知っていても、いい物語やいい映画は見るに価値があるものだ。

以前も述べたが、

いい映画は、何度見ても楽しめる
これは私の映画評価基準の一つである。

とはいえ、
食わず嫌いで見ていなかった私は、今となってはちょっと恥ずかしい。パートUはレンタルしようと思っている。

だって今のところ、
“DVD購入未満レンタル以上”レベルに留まっているからだ。
posted at 2004/11/13 00:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | 映像批評
この記事へのコメント
はいっ!
あたしも見ました。シュレック。
でもって、意外と浜ちゃんの吹き替えがいい感じ。
音楽もなかなかいい感じです。

本来なら、マイク・マイヤーズの吹き替えって山寺宏一こと
山ちゃん担当なんでしょうけどね。
山ちゃんは山ちゃんであのロバ(名前忘れた)のキャラを
いい感じで操ってたし。さすがはプロ。

あたしも、シュレックを見始めて半分位見終えたところで、
「レンタルしてもっと早くみればよかった」
と思いました。


Posted by やすよ at 2004年11月13日 01:05
>やすよさん、こんばんわ!
そうですね。そういうことよくあります。
つまらないと勝手に決め込んでいたのが意外と自分好みとわかって結局買ってしまうなんてこともあります。

では、
Mr.ビーンとシュレックUを借りて来るかな。
Posted by 映太郎 at 2004年11月13日 01:27
こんばんは。
浜ちゃんは最初はなんとも…と思っていましたが物語が進むにつれていい感じに。一度こうなると2も彼でなければ観られませんね(笑)。
呪いの話はまぁ先が確かに読めてしまいますが、おとぎ話系ってそれでも最後は感動してしまいます。いいものはいいんだ。

レディホークはマシュー・ブロデリック繋がりで以前に観たことがあるのですがいい話でした。おかげでハウアーが出ていたのを知ったのは観覧中だという…(汗)。
Posted by ぽこ at 2004年11月14日 03:21
>ぽこさん、コンバンワ!

ベテランの声優さんを使わずに、アイドルやタレントを起用するのは抵抗ある方なんですが、あの関西弁の雰囲気がうまく使われていて、納得してしまいました。やはり、その道のトップの方は何をやらせても器用であるということでもあるのでしょうか。

私にとっての「レディホーク」は、ハウアー様御出演ってな映画ですので、今回あらためて調べてみてマシュー君が出ていたのに気づいた次第でして、ぽこさんと逆であり、ぽこさんと同じですね。
Posted by 映太郎 at 2004年11月14日 03:33
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