今P子が叫んでます! 揺れるぞ〜!…と

2012年04月30日
 たぶん今夜辺り、また関東近県が揺れるらしい。

 というのも先日、4月29日19時頃に千葉で震度5弱の揺れが観測された日の朝の7時頃、我が家の小桜インコP子は「キーッ、キーッ、キーッ、キーッ、キーッ」と5回ほど鳴き続けながらゲージの中を暴れまわった。それを3度ほど繰り返して落ち着いたものの、普段ほとんど聞いたこともない必死な鳴き声と鳴き方、暴れ方に、これはもしや地震予知かもしれないと、若干不安を覚えたのだ。
 そしてその日の午後7時頃、不安は的中した。

 <地震>千葉・旭市で震度5弱=午後7時28分
  29日午後7時28分ごろ、千葉県旭市で震度5弱の地震があった。気象庁によると震源地は千葉県北東部で、震源の深さは約50キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.8と推定される。なお、この地震による津波の心配はないという。(毎日新聞)

「あぁ、やはり、来たか…。あぁ、やはりあれは予知だったのか…」と。
 
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posted at 2012/04/30 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想

風の宿は何処

2012年04月22日
 30年来の友と会った。
「ジャマイカ、風の宿の雰囲気でもう一杯飲まないか?」
 居酒屋でひとしきり盛り上がった後、ヒデキは嬉しそうに私にそう云い、私を寂れたと或るBARにいざなう。

bar_StarDust.jpg
BAR STAR DUST

 初めてなのに懐かしい。
 妙に落ち着き、なぜかやたらに懐かしいのは、あの地あの宿のあの、幾晩も幾晩も酒を飲み交わしたあのカウンターに似ているからかもしれない。
 彼の地稚内にあったカウンターはもうそこにはない。風の宿かわばたがもうそこにはないのだから。
 
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posted at 2012/04/22 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想

メシアを待ちながら〜ロバート・ハインデル展〜

2012年03月31日
 待っておりました。
 この日を永らく待っておりました。

image/2012-03-31T14:21:36-1.jpg
ロバート・ハインデル展
渋谷Bunkamuraギャラリー

「メシアを待ちながら」という作品をこの目でじかに観れる日を。

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posted at 2012/03/31 14:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本批評

ねえやせっかく

2011年08月01日
父の訃報は笑い話のように滑稽なものだった。

Road to the Gate

飼い犬が死んだ理由を尋ねられた者は答える。犬小屋が焼けたからさ。さらになんで?と尋ねる者に彼は、家が焼けたからさ、と答える。そんな笑い話があったっけ。

栃木の警察から電話があってね、という母の最初の一言で結末は見えていたが、何年も前から判っていたその結末に話が及ぶまで、しばらく無駄な回り道をしていたのが、まさに滑稽だった。
 
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posted at 2011/08/01 08:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 死生私観

キリストのクローン新生(上)―ジェイムズ・ボーセニュー著

2011年07月24日
 2011年7月24日、こんな本を読んだ。

キリストのクローン 新生(上)―ジェイムズ・ボーセニュー著/田辺千幸訳/東京創元社―創元推理文庫
 
  キリストのクローン 新生(上)
 
 ジェイムズ・ボーセニュー著
 田辺千幸訳
 東京創元社/創元推理文庫
 
 キリストの遺骸を包んだトリノの聖骸布から、アメリカ人科学者調査団の教授が密かに採取した人間の真皮細胞は生きていた。教授は救世主のクローンを誕生させる。クリストファーと名づけられた彼は長じて不思議な能力を発言させた。一方、イスラエルではテロが激化していた。現代にキリストが現れるとしたらどのようであるのか、この世界はどうなるのかを考察する三部作の開幕。(裏表紙紹介)



 どうしてこの本を手に取ったのか、まったく覚えていないのだけれど、主人公のその言葉を借りるならこんなとこなのだろう。

 “然るべき時に然るべき本を……”
 
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posted at 2011/07/24 03:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

青森駅の夕景

2010年11月24日
青森駅からの夕景 夕景は青森駅のホームから望むハープ橋。

 撮影は先週の金曜日。
 実はその前の週である先々週の木曜日に知り合いから一緒に仕事しないか?…と誘われ、金曜日には月曜日から頼むって話になり、で、その翌週である先週の木曜日の昼には出張で青森に向かうべく羽田で国内線に搭乗していた。

 なんなんだろうか、この慌ただしさは。まったく、不思議なものである。

posted at 2010/11/24 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 風景雑感

久々「何?」を青森で

2010年11月23日
AEDin青森 久々にコイツをカメラにおさめてみた。

 で、何が久々ってブログのアップも久々だし、外出先で写真を撮るなんてのも久々だし、そもさも写真機能付き携帯すら久々だし、ましてや携帯までもが久々だし、そんなんだから青森なんて遠出も久々だし、ってな具合だから何もかもが久々なわけで、そんなんだから「何?」シリーズも当然久々なわけである。
posted at 2010/11/23 20:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | AEDとは?

神の本質…その弐

2010年08月09日
 ふと思う。

 神様の本質って、やはり光なんだろうなぁと…。
 
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posted at 2010/08/09 13:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 死生私観

神の本質

2010年07月14日
 ふと思う。

 神様の本質って、やはり重力なんだろうなぁと…。
 
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posted at 2010/07/14 20:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 死生私観

失禁を隠さぬ父と憐憫を隠す子

2010年05月18日
 父、齢八十にして失禁す。


  失禁に
   気づき驚き
    隠しても
   隠さぬ父への
    哀れみ隠せず


 親の老いは覚悟していたつもりだが…。
 
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posted at 2010/05/18 03:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想

サスケ、ありがとうね

2010年04月22日
 サスケ…

「バイバイ」

 今まで、ありがとう。
 
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posted at 2010/04/22 06:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 吾輩非猫

小説智恵子抄―佐藤春夫著

2010年01月01日
 1月1日、こんな本を読んだ。

小説智恵子抄―佐藤春夫著/角川書店―角川文庫 
 
  小説智恵子抄

 佐藤春夫著
 角川書店/角川文庫
 ・第一部 静寂の価
 ・第二部 同棲同類
 ・第三部 魂の別離 

 時は五月、砂丘光る九十九里浜に遠見える二つの影。一つは群がる千鳥を戯れ追う童の如き狂女、一つは松の花こぼれ散る林に近くその姿を見つめるその夫。そして詩人たる夫はのちに歌う。「智恵子は見えないものを見聞こえないものを聞く…」 詩人佐藤春夫が高村光太郎智恵子夫妻の至純な魂の交流を描いて爽やかな感動を呼ぶ名作。(裏表紙紹介)


 そんな愛し方、それほどまでの愛され方もあるのよと、誰かが云っていた。智恵子さんのような生き方よ、その人は云っていた。

 それはどんな愛し方なのか、どれほどまでの愛され方なのか。
 その名に惹かれ、ふと手に取った一冊。
 
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posted at 2010/01/01 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

鉄道員-ぽっぽや―浅田次郎著

2009年12月30日
 12月30日、こんな本を読んだ。

鉄道員-ぽっぽや―浅田次郎著/集英社―集英社文庫 
 
  鉄道員(ぽっぽや)

浅田次郎著
集英社/集英社文庫
「鉄道員」「ラブ・レター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「うらぼんえ」「ろくでなしのサンタ」「オリヲン座からの招待状」

 娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた……。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録。日本中を感涙の渦に巻き込んだ空前のベストセラー作品集にあらたな「あとがき」を加えた。第117回直木賞を受賞。(裏表紙紹介)


 浅田氏の本としては、たしか初めて手に入れた一冊。飛ばし飛ばし読んでは放ったらかしにしていたものを、ふと思い立って昨日書棚から取り出した。

 結局は一年がかりの読了となってしまった。
 
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posted at 2009/12/30 02:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

蜘蛛の糸・杜子春―芥川龍之介著

2009年12月27日
 12月27日、こんな本も読んだ。

蜘蛛の糸・杜子春―芥川龍之介著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
  蜘蛛の糸・杜子春

 芥川龍之介
 新潮社/新潮文庫
・蜘蛛の糸・犬と笛・蜜柑・魔術・杜子春・アグニの神・トロッコ・仙人・猿蟹合戦・白

 地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ一条の救いの糸。ところが自分だけが助かりたいというエゴイズムのために、またもや地獄に落ちる『蜘蛛の糸』。大金持ちになることに愛想がつき、平凡な人間として自然のなかで生きる幸福をみつけた『杜子春』。魔法使いが神の裁きを受ける神秘的な『アグニの神』。少年少女のために書かれた、健康で明るく、人間性豊かな作品集。(裏表紙紹介)


 いつかは読まなければと思いつつ、ここ数年書棚の肥しとなり果てていた一冊をようやく読み終えた。はぁ…。
 
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posted at 2009/12/27 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

鉄塔のひと―椎名誠著

2009年12月27日
 12月27日、こんな本を読んだ。

鉄塔のひと―椎名誠著/新潮社―単行本 
 
 
  鉄塔のひと

 椎名誠著
 新潮社/単行本
・ねずみ・妻・とかげ・とかげ・おいでよ・やもり・抱貝・風雲欅台住宅・風呂とユーレイ・鉄塔のひと・たんねん洞 

 九月のある晴れた日、男は偶然見つけた古い鉄塔の上に小屋を建て、奇妙な空中生活を始める。やがて季節はめぐり、春がやって来たが……著者の子供時代の経験に重なる表題作をはじめ、見知らぬ女性が妻同様にふるまう「妻」、温泉で目撃した幽霊(?)についての「風呂とユーレイ」、怪しい洞窟に潜入する「たんねん洞」など、いずれ劣らぬシーナ的幻想世界が十連発!(帯紹介)


 こういうのを“シーナ的”というのか。どう表現していいのかと悩んでいたら、帯紹介にしっかり書いてあった。
 
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posted at 2009/12/27 07:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

つめたいよるに―江國香織著

2009年12月26日
 12月26日、こんな本を読んだ。

つめたいよるに―江國香織著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
 
  つめたいよるに

 江國香織著
 新潮社/新潮文庫
 
 デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまった――。たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日乗った電車で、わたしはハンサムな男の子に巡り合った……。出会いと別れの不思議な一日を綴った「デューク」。コンビニでバイトする大学生のクリスマスイブを描いた「とくべつな早朝」。デビュー作「桃子」を含む珠玉の21編を収録した待望の短編集。(裏表紙紹介)


 やはり買ってしまった。

 カクタさんの薦めるまま「デューク」を読みたくなり、絵本版ハードカバーを慌てて購入、慌てて読了したものの、その解説に活字版「デューク」を含んだ文庫版があると知り、またもや慌てて購入、慌てて読了。
 
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posted at 2009/12/26 06:51 | Comment(1) | TrackBack(0) | 書籍批評

死体は語る―上野正彦著

2009年12月25日
 12月25日、こんな本を読んだ。

死体は語る―上野正彦著/文藝春秋―文春文庫 
 
 
 
 
 
  死体は語る

 上野正彦著
 文藝春秋―文春文庫
 
 偽装殺人、他殺を装った自殺……。どんなに誤魔化そうとしても、もの言わぬ死体は、背後に潜む人間の憎しみや苦悩を雄弁に語りだす。浅沼稲次郎刺殺事件、日航機羽田沖墜落事故等の現場に立会い、変死体を扱って三十余年の元監察医が綴る、ミステリアスな事件の数数。ドラマ化もされた法医学入門の大ベストセラー。(裏表紙紹介)


 この本も以前から興味はあったものの、なぜか手に取らなかった一冊。だがこれほどまでに面白いとは…。
 
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posted at 2009/12/25 15:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

死神の精度―伊坂幸太郎著

2009年12月23日
 12月23日、こんな本を読んだ。

死神の精度―伊坂幸太郎著/文藝春秋―文春文庫 
 
  死神の精度
   ― ACCURACY OF DEATH ―

 伊坂幸太郎著
 文藝春秋/文春文庫
 ・死神の精度 ・死神と藤田
 ・吹雪に死神 ・恋愛で死神
 ・旅路を死神 ・死神対老女
 
 @CDショップに入りびたりA苗字が町や市の名前でありB受け答えが微妙にずれていてC素手で他人に触ろうとしない――そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。(裏表紙紹介)


 この方の作品、以前から興味はあったもののどうにも手が出なかったのだが、先日自由が丘書店巡りの際に探していた本が見つからず、その果てに焼け買いした数冊の中の一冊だった。
 
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posted at 2009/12/23 15:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

愛してるなんていうわけないだろ―角田光代著

2009年12月23日

 12月23日、こんな本を読んだ。

愛してるなんていうわけないだろ―角田光代著/中央公論新社―中公文庫 
 
  愛してるなんていうわけないだろ

 角田光代著
 中央公論新社/中公文庫
  ・夜の向こうのパラダイス
  ・小さきものに幸せは宿る
  ・不完全な楽園
  ・「マイニチ」 

 時間はあるが金はない、というわかりやすい状況だった私たちは本当につるんでよく遊んだ。恋愛や自分の年齢との折り合いや、少しも垣間見えない未来や、そんなことにだれもが少しずつ悩んでいて、ときにひっそりと、ときには声高にあれこれと言葉を重ねていた――直木賞作家のデビュー直後の若気のいたりがつまった初エッセイ集!(裏表紙紹介)


 まるで社員食堂の女性ばかりのテーブルに座ってしまったかのような前回の同氏のエッセイ―「今、何してる」角田光代著―にも懲りず、またも彼女のエッセイを購入。

 しかし今回もまた、内容はそれほどに女性特有の恋愛観ばかりでもなく、なんだかんだ云って結構頷きながら読み進む。
 
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posted at 2009/12/23 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

風に舞いあがるビニールシート―森絵都著

2009年12月20日
 12月20日、こんな本を読んだ。

風に舞いあがるビニールシート―森絵都著/文藝春秋社/文春文庫 
 
  風に舞いあがるビニールシート
 
 森絵都著
 文藝春秋社/文春文庫
 ・器を探して ・犬の散歩
 ・守護神 ・鐘の音
 ・ジェネレーションX
 ・風に舞いあがるビニールシート
 
 才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり……。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編。あたたかく力強い、第135回直木賞受賞作。(裏表紙紹介)


 あ、この人、カクタさんに「ごきぶり ごひきで ごひゃっぴき」って云わせた人だ…、と思って何気なく買ってしまった一冊。
 
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posted at 2009/12/20 05:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

真夜中の五分前 side-B―本多孝好著

2009年12月17日
 12月17日、こんな本も読んだ。

真夜中の五分前 side-B―本多孝好著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
  真夜中の五分前 side-B
   ― five minutes to tomorrow ―

 本多孝好著
 新潮社―新潮文庫
 
 かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。(必ずside-Aから読んでください)(裏表紙紹介)


 side-A を読み終えた勢いのまま、side-B も一気に読んじまった。ちなみに今回のBGMは普段通りに戻しての“Chopin/Ashkenazy”の夜想曲全集。

 やはりこれに勝るものはないな…。
 
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posted at 2009/12/17 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

真夜中の五分前 side-A―本多孝好著

2009年12月17日
 12月17日、こんな本を読んだ。

真夜中の五分前 side-A―本多孝好著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
  真夜中の五分前 side-A
   ― five minutes to tomorrow side-A ―

 本多孝好著
 新潮社―新潮文庫
 
 少し遅れた時計を好んで使った恋人が、六年前に死んだ。いま、小さな広告代理店に勤める僕の時間は、あの日からずっと五分ズレたままだ。そんな僕の前に突然現れた、一卵性双生児のかすみ。彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、現実は思いもよらぬ世界へ僕を押しやった。洒落た語りも魅力的な、side-Aから始まる新感覚の恋愛小説。偶然の出会いが運命の環を廻し、愛の奇蹟を奏で出す。(裏表紙紹介)


 本多孝好氏の最新作「WILL」発売に合わせて平済みされていた旧作「MOMENT」を手に取ってしまってこの方にハマり、でも最新作の値段にちと悩み、同氏の旧作文庫本をごっそりまとめ買いした中の一冊だった。

 恋愛小説ってだけで少々引き、はじめはどうにもページが進まなかったのだが、話が複雑になるにつれ少しずつ引き込まれていく。
 
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posted at 2009/12/17 06:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

心の砂時計―遠藤周作著

2009年12月16日
 12月16日、こんな本も読んだ。

心の砂時計―遠藤周作著/文藝春秋―文春文庫 
 
 
 
 
 
  心の砂時計

 遠藤周作著
 文藝春秋―文春文庫
 
 自宅に泥棒が入ってしばらく後、女子中学生から一通の便りが舞い込んだ。中には図書券とともに、「遠藤さんの盗まれた本代の一部にしてください」と一言したためられていた……。せちがらい世の中で人への信頼を結ぶ、宝石のようなエピソード。折々の社会問題にふれての苦言、提言、助言。時の滴りを静かに発酵させる随想録。(裏表紙紹介)


 本当は仏蘭西留学中の話だかの本を探していたのだけれど、見つからなかったので手に取った一冊。一編が2頁ほどの短い随筆を一度に数編ずつ、ちびりちびりと一か月ほど掛けて読み終えた。
 
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posted at 2009/12/16 11:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

町長選挙―奥田英朗著

2009年12月16日
 12月16日、こんな本を読んだ。

町長選挙―奥田英朗著/文藝春秋―文春文庫 
  町長選挙

 奥田英朗著
 文藝春秋―文春文庫
 ・オーナー
 ・アンポンマン
 ・カリスマ稼業
 ・町長選挙 

 町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて……なんと引きこもりに!? 泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾!(裏表紙紹介)


 やっぱオモRO杉、byアンポンマン。
 
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posted at 2009/12/16 03:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

デューク―江國香織著 山本容子絵

2009年12月14日
 12月14日、こんな本も読んだ。

デューク/文:江國香織/画:山本容子/講談社―文庫
 
 
 
 
 
 デューク

 文:江國香織 画:山本容子
 講談社/文庫サイズのハードカバー

 最愛の犬デュークが死んだ。泣きながら歩く街にはクリスマスソングが流れ、目の前にふと一人の少年が現れる。そして奇跡は起きた。


 角田氏の紹介を読み、ふと思い立って本屋に走る。
 
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posted at 2009/12/14 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

ギッシング短篇集―小池滋編訳

2009年12月14日
 12月14日、こんな本を読んだ。

ギッシング短篇集―小池滋編訳/岩波書店―岩波文庫
 
  ギッシング短篇集

 小池滋編訳
 岩波書店/岩波文庫
 ・境遇の犠牲者   ・ルーとリズ、
 ・詩人の旅行かばん ・治安判事と浮浪者
 ・塔の明かり    ・くすり指
 ・ハンプルビー   ・クリストファーソン

『ヘンリ・ライクロフトの私記』で知られるギッシング(1857-1903)は、初期は長篇小説が主だったが、1890年代になって、当時の出版状況や家庭事情などから次第に短篇が作品の中心となり、数多くのすぐれた短篇をのこした。食費を削ってまで好きな本を買い漁る男を描く「クリストファーソン」など8篇を収録。うち本邦初訳2篇。(表紙紹介)


 このところ書店での売り場面積が日に日に狭くなっている気がする一角。肌色の書棚、岩波書店岩波文庫コーナーの前で、その名前を初めて見かけた。
 
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posted at 2009/12/14 09:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

今、何してる?―角田光代著

2009年12月13日
 12月13日、こんな本を読んだ。

今、何してる?―角田光代著/朝日新聞社―朝日文庫

  今、何してる?

 角田光代著
 朝日新聞社/朝日文庫
  ・恋愛プリズム
  ・恋の言葉に溺れるな!
  ・旅と本の日々
  ・本と一緒に歩くのだ 

 幼友達のようにたよれる文庫本は、旅の待ち時間を救うナンバー1。「この一冊は、私が珍妙な恋愛をしつつ、読んだ本の珍妙な感想をつぶやきつつ、ごくふつうにすぎていく日々をつづったエッセイです。あなたのごくふつうの日々を照らし合わせて読んでくれたらとてもうれしいです」(「序」より)(裏表紙紹介)


 小むずかしい本や読み進まぬ本の合間、こういった軽いエッセイなどをチラペラと捲っては気分を変えるだが、この方のエッセイの場合たいていはチラペラなどでは終わらず、結局はそのまま読み切ってしまう。

 箸やすめがいつしかメインディッシュを押しのけ、おかしくもまた可愛ゆい小さな人生論に笑い頷く。

 こういう無駄に理屈っぽい人にめっぽう弱いな、俺って。
 
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posted at 2009/12/13 06:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

空中ブランコ―奥田英朗著

2009年12月09日
 12月9日、こんな本を読んだ。

空中ブランコ (文春文庫)
  空中ブランコ

 奥田英朗著
 文藝春秋社/文春文庫
  ・空中ブランコ
  ・ハリネズミ
  ・義父のヅラ
  ・ホットコーナー
  ・女流作家

 伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が……。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒される名医か!? 直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾!(裏表紙紹介)

 第一作の『イン・ザ・プール』を読んでしまったゆえ、つい買ってしまったが、やっぱおもろい。
 
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posted at 2009/12/09 03:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

犠牲 サクリファイス―柳田邦男著

2009年12月06日
 12月6日、こんな本を読んだ。

犠牲―サクリファイス (文春文庫) 
 

  
 
  犠牲―サクリファイス
   わが息子・脳死の11日

 柳田邦男著
 文藝春秋社/文春文庫
 
 冷たい夏の日の夕方、25歳の青年が自死を図った。意識が戻らないまま彼は脳死状態に。生前、心を病みながらも自己犠牲に思いを馳せていた彼のため、父親は悩んだ末に臓器提供を決意する、医療や脳死問題にも造詣の深い著者が最愛の息子を喪って動揺し、苦しみ、生と死について考え抜いた11日間の感動の手記。(裏表紙紹介)


 この本、以前から興味は抱いていたのだけれど、ついに手に取ってみた。
 
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posted at 2009/12/06 06:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

Re:Cycling

2009年12月05日
 久しぶりの自転車である。

re-cycling.jpg
ATHLETIC WORKS ¥15,700

 本当は何でもよかった。走ればよかった。ポンコツでもよかった。中古でもセコハンでも、まさか盗もうとは思わないけど盗品流れでもよかったのだ。
 けれど、色々選ぶうち、この辺りに落ち着いちまった。

 それにしても…。
 
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posted at 2009/12/05 06:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑題雑想

短編「レシート」

2009年12月05日
 こんなモノを書いてみた。

断片集― a few pieces of life ―「レシート」
  断片集
   ― a few pieces of life ―
 
 狩馬映太郎著
 デューイ書房/デューイ文庫
 ・レシート
 ・鳩時計の旅
 ・ぬくもり

 大型古書店で太宰治の古本を買った男は、巻末に挟まれた一枚のレシートを見つける。しかしそのレシートには意外な品名が並んでいた。「レシート」


 なんてね…。
 
 以下、短編「レシート」本編。
 
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posted at 2009/12/05 06:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 短編修行

この土の器をも―三浦綾子著

2009年12月04日
 12月4日、こんな本を読んだ。

この土の器をも―三浦綾子著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
 
  この土の器をも

 三浦綾子著
 新潮社/新潮文庫
 
 長い闘病生活に耐えた著者が、37歳で結婚し夫とふたり、一間だけの小さな家で生活をはじめてから、新聞社の一千万円懸賞小説に『氷点』で入選するまでの愛と信仰の日々を綴る自伝――結婚生活とは何か、家庭を築くとはどういうことか、夫婦はどうあるべきかを語りかけ、日常生活の中で、愛し信じることが、いかに大切なことかを痛感させる。『道ありき・青春編』の続編。(裏表紙紹介)


 三部作の二冊目、けれど私には最後の一冊。
 
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posted at 2009/12/04 03:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

しあわせのねだん―角田光代著

2009年12月01日
 12月1日、こんな本を読んだ。

しあわせのねだん―角田光代著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
 
  しあわせのねだん

 角田光代著
 新潮社/新潮文庫
 
 最新の電子辞書にえいやと24000円を払ったら、品物と一緒にうたぐりぶかい自分がついてきた。アジアン定食8NZドルで寛容に触れた。人助けにと出した1000円には今も怒りが収まらない。生きていれば自然とお金は出ていって、使い過ぎればサイフも気持ちもやせるけれど、その全部で私は何を買ったことになるんだろう。家計簿名人のカクタさんが、お金を通して人生の謎に迫る異色エッセイ。(裏表紙紹介)


 角田光代氏の創作作品はどうも手が出ないのだが、エッセイには結構ハマっている。なんなんだろう、この方の不思議なスタイル。
 
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posted at 2009/12/01 06:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

陰の季節―横山秀夫著

2009年11月30日
 11月30日、こんな本を読んだ。

陰の季節―横山秀夫著/文藝春秋―文春文庫
 
  陰の季節

 横山秀夫著
 文藝春秋/文春文庫
 ・陰の季節
 ・地の声
 ・黒い線
 ・鞄 

 警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた……。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。(裏表紙紹介)


 『クライマーズ・ハイ』以来この方の作品をいくつか追っかけているのだけれど、このスピード感は一体何ものなんでしょう。
 
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posted at 2009/11/30 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評

道ありき<青春編>―三浦綾子著

2009年11月28日
 11月28日、こんな本を読んだ。

道ありき<青春編>―三浦綾子著/新潮社―新潮文庫 
 
 
 
 
  道ありき<青春編>

 三浦綾子著
 新潮社/新潮文庫
 
 敗戦による混乱の中で、自分自身の教えることに確信が持てずに、教壇に立つことはできない≠ニ7年間続けた教職を辞した24歳の著者は、癒しようもない虚無感からの二重婚約、さらには肺結核の発病により、絶望の底へ突き落される。本書は以来13年間の闘病生活の中に、自己の青春、愛、信仰を告白した心の歴史であり、著者の歩んだ苛酷な日々に、圧倒される感動の書である。(裏表紙紹介)

 三部作の第三作を始めに読んでしまったがためにどうにも落ち着かず、結局は第一作へ戻ることとなった。
 
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posted at 2009/11/28 05:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍批評